結婚してから35年間、毎日新聞を購読してきた。一時期、日経新聞と毎日新聞両紙を購読した時もあったけど。

 

そして七月より毎日新聞は朝夕刊セットで、4037円から4300円に値上げするらしい。それだけではないけれどいい機会なので、新聞を変えようと妻と話している。

 

毎日新聞は、スクープを報道することにかなり力を入れていて、それはそれでいいのだけれど今この記事が一面か?と思うような紙面構成も多い。毎日は、政府の政策はほぼ全て批判することに意義を感じているような記事が多く、その左寄り報道は今は、朝日新聞よりも際立っている。政府のコロナ対策など、批判されるべき対応はたくさんあるが、何から何まで批判するのが新聞の務めだろうかと思うことも多い。

 

日経新聞はその辺りのバランスが素晴らしい。東京オリンピックの観客動員の報道も全面批判の毎日に対して、日経は有人で実施するからには、しっかりした安全対策をとることが必要と報道している。ただ講読料が高いけどね。批判ばかりを毎朝読まされるとこの毎日新聞は何を求めているのかがわからなくなる。

 

そして毎日新聞のもっとも気になるところは、プロ野球の結果が全て翌日朝刊に報道されていないこと。おそらく21時くらいを過ぎた試合は翌朝空白となる。(写真は23日朝刊。22日の日ハムvsオリックスは8回裏から空白。よってパリーグの勝敗表も21日現在のものとなる。セは22日現在なのに。)

 

記者の働き方改革は進めるべきだが、こんな紙面を平気で発行しているのはいかがなものか。世の中では病院、警察、消防署、コンビニ、道路工事、トラック運転手など、シフトを組んで24時間態勢でサービスを提供している人はたくさんいるのに。

 

そんなわけで同居の父が読売新聞をとっていることもあり、他の新聞を今選んでいる最中。候補は東京新聞と産経新聞。東京新聞も毎日と似て左寄りの報道で、東京では朝夕刊セットのみで3700円。一方産経新聞は読売以上の右寄りで、夕刊は発行していないので3034円。

 

夕刊はいらないから産経かな? そもそも新聞って今の世の中読む必要あり?ってことまで考えさせられる。コンビニで両紙を買って読み比べる今日このごろ。