娘からバイクの教習所に通い始めたと連絡があった。先日第一段階終了って連絡が来たと同時に、ホンダGB350を予約したって。なぜバイクに乗ろうと思ったのかは聞いていないけれど、この親にしてこの子ありってことなんだろうか。婿さんもバイクに乗っているから共通の趣味ができて良いんだろう。GBは12月納車予定とのこと。そんなに人気あるんだ。
テレビっていつからこんなになってしまったんだろう。ワイドショーは一日中コロナで訳知り顔のタレントが勝手なことを喋るだけ。夜は芸人さんが大して可笑しくもないのに手をたたいて大笑いしているのを見るとげんなりする。大しておいしそうにもない料理をおいしいと言って食べる番組はシラケるし、食べてるタレントさんは哀れきわまりない。テレビを見ない若者が増えているのも頷けるというもの。もはや無理して一日中、どうでもいい番組を放映しなくても良いんじゃないかって思うくらいだ。
クレームを言う人を見るのはいやなもの。父を病院に連れて行った時のこと、会計カウンターで怒鳴っている人がいて、やがて責任者が出てきて謝罪した。それでも怒りは収まらず、始末書を書けだとか、辞めて責任をとれだとか言っている。あまりにも大人げなく、見苦しい情景だった。
東日本大震災の時、のことを思い出す。当時、私は北海道にいたのだが、函館のTホテルも津波が押し寄せて１Ｆには海水が入ってしまった。ホテルは停電したため、客は部屋に入れずにホールで待たされることになった。そのうちに客の一人がキレて、ホテルの従業員に文句を言い出した。担当の従業員は詫びるものの、客の文句は止まらない。そこにいた同僚の男が文句を言う客を一括した。「みんな我慢しているんだ。ごたごた言うな。」 すると他の客から静かな拍手が起こり、クレーマーは黙ったという。
世の中には、客が従業員よりも偉いと勘違いして怒鳴り散らす人がいる。客は金を払うが、店や病院はその対価として商品やサービスを提供しているだけ。キレ老人が増えているというが自分がそうならないように、気をつけようと思う今日この頃。