南伊豆キャンプから帰ってくると、僕の住む街にも桜が満開になっていた。子供たちが桜の下で遊んでいるのを見ると、なぜかほのぼのするな。
コロナ感染者がまたじわじわと増え始めているが、今年は春の選抜高校野球やプロ野球も開幕し、やはりスポーツは感動と元気を見るものに授けてくれるものなのだな、としみじみと感謝しつつ見ている。僕も久しぶりにジョギングをして、体をうごかしてみた。ジョギング後公園で桜とまだ新芽のついていないケヤキを見上げる。
キャンプ後はいろいろ後始末も大変で、食器を洗ったり、余った調味料を処分したり、シュラフを干したり時間がかかる。
キャンプに持って行った半分に折ったパスタは使わなかったので、帰ってからメスティンで作って食べた。
メスティンに水とパスタとハム、ピーマン、玉ねぎを入れて茹でた後に、砂糖、コンソメ、ケチャップで味つけるだけ。パセリとチーズを載せて、ダバスコをかけると尚、美味しい。パスタは湯切りしないで、メスティンのまま食べるのが味噌。キャンプ場では出来る限り手間を省いて食べたい。
バイクはサイドバックベースを取り外したついでに、シフトペダルの位置調整を行った。オフ用のブーツを履いている時はシフト位置が高い方が良いのだけれど、普通のライディングブーツを履いていると高過ぎる。キャンプに行った時はライディングブーツだったので、足首をかなり上方向に曲げないとシフトアップ出来なかった。厳密に言うと、履く靴によって調整しないといけないのかもしれない。オフバイクはいろいろと工具を使うことが多いな。これまで何台もいろいろなバイクを乗り継いできたけれど、工具でメンテしたことなどほとんどなかった。セローはシートを外す時さえ8mmのレンチを使うのだ。
今日は図書館へ行って、借りていた本を返してまた本を借りてきた。本は普通に読むけれど、読んでしばらくすると、あらすじや内容は思い出せないことが多い。土曜日の毎日新聞の「今週の本棚」ページにあさのあつこさんが同じようなことを書いているのをみて、同じ人がいたと共感した。モームの「人間の絆」についての書評を書いているのだけれど、そのとおりなのだ。
街を歩くとスマホを桜花にむけていたり、ユキヤナギに手を差し伸べたりして春を楽しむ人に会う。そんな姿を見るのもまた愛おしい。
久しぶりのジョギング後は足がパンパンだ。




