ここ数年のキャンプブームはすごい盛り上がり。ユーチューブやブログでも実に楽しそうで、羨ましいキャンプスタイルが紹介されている。バイクでのツーリングキャンプもしかりです。

 

20代のころからキャンプツーリングをしてきた僕からすると、テントも調理器具もずいぶんと様変わりしてきたのがよくわかる。そもそも焚き火台やコットなんてなかったし。その辺に転がっている石を集めて焚き火して酒を飲んで安い銀マットの上に寝てた。

 

そんなこと思って、昔使っていた道具を出してみた。

キャンプ ブームの火付け役としても有名な芸能人のチャンネルでこれ便利なんです、って吹いていたのが火吹き棒。「火吹き棒なんて使わないの。ヒフキダケ。火吹き竹。」って言って見ていたのが、自作の火吹き竹。

 

 

節をたたき抜いて、先っぽに穴を開ける。ガスコンロがなかった古の時代はカマドや風呂の薪を燃やすのに日本人はこれを使っていたのだ。

 

 

これを吹くと、はかなくも消えそうな薪の火も瞬く間に燃え盛るというもの。火吹き竹をバイクのバックに付けて走るのが当時でさえレトロで粋だった、と思う。

 

そして今、爆発的なブームになっているのがメスティン。なんで、弁当箱で調理するんだろうって思って見てた。まあ、今もこれ使っている人も多いと思うけど、昔からあるのは丸型のクッカー。その前は飯盒(はんごう)だったけど。

 

 

蓋がフライパンになるのはメスティンも一緒か。中にはガスボンベもきっちり納まるのが使い勝手がいいではないか。

 

 

とは思っていても、「古い奴ほど新しいものを欲しがるもんでございます」って歌もあるように…

 

今日イオンに買い物に行ったら。催事コーナーにこんなもの売ってたので買ってしまった。

 

キャプテンスタッグ ポケット火吹き棒 1,080円(税抜き)

 

小さく畳まるので、持ち運びに断然便利でしょう。

 

そしてスケーター(奈良県の会社)アルミメスティン 2,280円(税抜き)

 

チャイナ製だけど質感はいい。パスタ茹でたり、ご飯炊くのにはいいのかもしれない、とあっさり新しい物手にいれてしまった自分。

 

イオンのバイヤーも忙しいだろうに良い仕事しているんでないでしょうか。