先日からバイクにあれこれとスクリーンをつけたり、トップケースの位置を直したりとしていたので、今日は試しに秩父方面に向けて走ってみた。行き先は有間ダム。このあたりは林道があるので、未知のダートがあれば走りたいなと思って出発。
天気予報は17度くらいにまで上がると言っていたけれど、山間部に入るとやはり冷え込んでいてかなり寒い。青梅より成木方面に走ると路面の凍結も気になる日陰のコーナーも多々出てくる。それでも今日は土曜日ということもありバイクは多い。
対向車線を走るツーリンググループが手を振るのでこちらも左手を右肩の上で振って返す。最近の若いライダーは「ヤエー」と言うらしいが僕ら世代はピースだったな、などと思いながら走る。それにしても登り坂も、下り坂も最近は自転車を楽しむ人がたくさんいる。
出発から1時間くらいすると有間ダムに到着。スマホナビに導かれるままに走ると、遠回りをしないので速く着くようだ。有馬ダムの上にはバイクが十数台停まっていてなかなかのツーリングコースのよう。
そしてツーリングマップルを見ると、この奥に進むと有間林道があるようなので湖畔に沿って走り出す。大型バイクに乗っていた時はツーリングマップルで色なしの道は絶対に行かないのだけれど、このバイクだと行ってみようという気になる。
名栗湖脇の道は舗装路だが、やがて細くなり、そろそろダートになるのかと思っていたら、大きな重機が道を塞いでいて行き止まり。仕方がないのでUターン。
その後は県道53号を走って秩父方面に向かう。山伏峠を超えて国道299まで走ると秩父はもう目の前だが、今日はバイクが多いので右折して引き返すことに。おそらくあしがくぼの道の駅はバイクが駐車できないくらいに混んでいるだろう。ずり上げうどん食いたいけれど。
秩父、飯能あたりを走っていると、いよいよ体が冷えてきた。メータを見ると時間は午後1時なので上り車線はまだスイスイ流れてあっという間に帰宅した。山間に響くセローのエンジン音を聞きながら、スロットルを操作するのが心地いいショートツーリングだった。


