11月21日(土曜日)ツーリング仲間に誘われて、竜神峡 袋田の滝へのツーリングに参加した。私の家からは圏央道をひたすら走って3時間弱と、かなり遠い常磐道谷田部東パーキングが集合場所となった。家を出発したのが朝7時。圏央道入間からひたすら走る。風が強く道路脇の吹き流しが真横にたなびいていて、横風注意の標識通り車体が大きくあおられる。白岡菖蒲を過ぎると片側1車線になるので、大きなトラックや、イラつく車に着かれては、時々片側2車線になったところでビュンビュン抜き去られるの繰り返しでなんとか9時少し前に到着できた。
集合場所には、程なく6人全員が揃った。このメンバーに会うのは何年ぶりだろう。常磐道を那珂インターまで走り、そこから下道で10時半には竜神峡に到着。高速道路は先頭を走る14Rがスピードを相当落としてセローに付き合ってくれたが、まだ慣らし前のセローにはそれでもキツイようだ。
那珂インターから竜神峡、袋田の滝への一般道は刈り取られた田んぼの中を走る田舎道。こう言う道をセローでトロトロ走るのは楽しい。オフの山道も走ってみても楽しいのかもしれないと思える小春日和の農道だ。
竜神峡では吊り橋を渡ることもなく、袋田の滝に向かう。袋田の滝は無料駐車場から片道30分ほど歩いて見物し、戻ってきたところの蕎麦屋さんで昼ごはんとなった。
きのこつけそば1100円は、きのこが沢山入った温かいつけ汁に、地粉100%で太い手打ちで歯応え十分の蕎麦をつけて食べるのだが、なかなか美味しい蕎麦だった。
昼を食べるとすでに、2時近くになっている。そこからは国道118号を南下して那珂インターから常磐道に乗り、友部サービスエリアで解散したのが4時くらい。
ここからがまだ長い道のりとなる。つくばジャンクションで常磐道から圏央道スイッチすると夕焼けに向かって高速道路をひたすら走ることになる。空には雲ひとつなく夕陽はやがて影絵のような富士山、丹沢の山並みに沈んでゆく。夕焼けはやがて暗くなり、群青色の空は更に暗くなり半月も空に輝き出してくる。日没とともに気温も下り早く家に着きたいので菖蒲パーキングも狭山パーキングも素通りして先を急ぐ。
走行車線をトコトコとキープし走り続けて入間で高速を降り、16号を走って家に到着したのが6時10分。寒さと長時間の振動と疲れでなかば放心状態での帰宅となり早速風呂に入って今日のツーリングを思いながら温まる。
今日の走行距離は約420km。セローの燃費は約40km/Lくらいで素晴らしい。そしてこれからこのバイクの好む道とツーリングスタイルを実現しようと思った。

