買い物帰りに妻が「秋川ファーマーズセンター」のソフトクリームを食べたいと言って寄り道。「この季節に暑くてソフトクリームを食べたくなるのってすごいね。」と妻が言う。駐車場には落ち葉が降り積もっているのに、車の外気温計は気温は25度を表示していた。妻がソフトクリームを買いに行っている間、車を見ていた。
私が札幌に単身赴任していた2012年の年末に、四輪駆動じゃないと不安だと思って買ったのがこのフリード。シルバーで地味だけれこうして眺めていても心からの愛着を感じる。
あの頃、北海道の圧雪の雪道や、初冬の融けては深夜に凍るアイスパーンの坂道も、吹雪でホワイトアウトした道央道も、この車はしっかりと走ってくれた。もう8年乗っているが、愛着を感じているのと、様々な場面で平均点以上の働きをしてくれるので買い換える気にならずにこれからもずっと乗り続けて行こうと思っている。こうして眺めていると、まるでこの車が生き物のように見えてしまうのはそうした不安な道を一緒に走ってきたからなんだろうと思った。
