11月9日、月曜日。綺麗に晴渡った青空をみているとバイクに乗りたくなり、あてもなく家を出た。さてどこへ行こうかと走りながら、道志道でも走って見るかと相模湖、日連(ひづれ)の交差点を左折した。

 

セローを買ってからまだ給油していないのだが、もう300kmほど走っているのでそろそろ給油しないとガス欠になるなと思っていた。どうやらセローは9.3Lの燃料タンクで大体、350kmから400km走るらしい。(ちなみに燃料計は無く、300kmくらいで燃料警告灯が点灯しそれから80km位は走ると言う。)

 

そんなわけで、道志道へ入ってからすぐのガソリンスタンドに入った。リッターいくらとも表示もなく、いらっしゃい、ありがとうございますの挨拶もなく、給油後のレシート無しのなんとも商売っけなしのスタンドで7L強給油して九百数十円。やっぱり給油スタンドは、タイミングを逃さず安いところで入れなきゃだなと反省。

 

セローで走る道志道は、トコトコ走るので気を使わなくていい。ただ、勾配のきついショートコーナーなどではこまめなシフトダウンが必要で、横着をしているとノッキングするし、1速や2速ではエンジンが回らずにスピードが出ないのがいかにも250ccらしい。やはり大型バイクの加速はすごいんだなとつくづく思う。

 

遅い車を抜くほどのパワーもないので、コーナーで車に追いつき、直線で離されるの繰り返しで、道の駅どうしで小休止。平日にもかかわらずバイクが多い。その後山中湖へ坂道を降っていくが、残念ながら富士山は雲の中。(掲載の映像)

 

気温も6度で寒いので、長居はせずにそのまま富士吉田、大月、八王子と走り続けて帰ってきた。妻にあてもなく走ってきたと言ったら、「人生と一緒だね。」と言われた(笑)