ここ数年バイクから離れていた、なんくるさんが赤いバイクZZRを手に入れたと言うので、久しぶりにツーリングに出かけた。相模湖駅での待ち合わせも、何年ぶりだろう。先に到着した私が買ったばかりのガエルネのブーツのバックルを駅舎のベンチで調整をしていると、懐かしのなんくるさんが現れた。久しぶりの再会の挨拶をした後、インカムの接続をする。メーカーは違ど程なく通信成功し出発。

 

今日の行き先は勝沼ぶどうの丘「天空の湯」。セローは高速が苦手なので、なんくるさんには悪いけれど甲州街道をトコトコ走る。インカムであれこれ近況など話しながら走るのは、かなり便利だ。数年ぶりにあったことなどを話しながらぶどうの丘に到着。

晴天に恵まれ遠くに南アルプスの山が見える。「天空の湯」に入るのはコロナ禍前が最後だったので半年以上経っている。入浴料は値上がりしたようだが、ここは眺めもよく平日は空いているので寛げるのが良い。随分ゆっくりと湯を楽しみ、昼ごはんも施設内の食堂でとり畳の上でまったり横になったりまどろんだり。

 

帰り道も甲州街道だが、鳥沢からは旧甲州街道の細いクネクネ道を楽しむ。日暮れは早く、どんどん気温が下がってくるので走りながら相模湖駅前交差点で別れましょうと話し、なんくるさんは左手を上げながら交差点を右折して走り去って行った。このスタイルも昔のままだ。私は八王子方面へそのまま走り続け家についたのは17時を少し回っていた。

 

以前乗っていたアフリカツインはギアレスだったので、セローのギアの上げ下げがまだ慣れずにギア抜けやしっかり上げられなかったりまだまだぎこちないライディングとなったがいずれ慣れるだろう。もう少し慣れたら高速も走ってみよう。また帰路でインカムが通信できなかったのが次回の課題かな。それにしても天気も恵まれ、温泉でゆっくり過ごすことができて、楽しいツーリングとなった。走行距離は200km位か。セロー9.3Lタンクで満タンにしてから280kmほど走ったが今日は給油無し。さすが単気筒250ccだな。