2年前の記録です

 

術後5日目の記録 No.3 です.

 

  2021年12月4日(土) 

 

術後翌日のICUでの朝食からずっと完食が続いています.

また,日頃からそうですが,

間食をすることはほとんどありません.

 

そしてもともとすごく便通はよい方なのに

入院してから1週間経っていますが

まだ一度も便意が来ません😅

 

昨日Oちゃんが聴診器をあててグル音は聴こえたようなので,

腸はきちんと動いているみたいなんですけどね.

 

間食はしないにしても食事は全て完食しており,

いったいあの体内に入った食物はいったいどこに溜まってるんだろう?

お腹が張っている訳でもなし,

ガスが出る訳でもなく,

不思議で仕方がありませんよね😅

 

肉類でも60%以上

野菜類になると80%以上

の水分が含まれているのはわかるけど,

水分と栄養素を排出したり,

エネルギーに変換したりしたとしても

その残りが1週間分もたまればそれなりの重さになると思うのですが,

 

毎朝,

朝食前のウォーキング時の決まった時間帯に

ナースステーションの横に置いてある体重計で計量をしていますが,

ほとんど増えていないんです🤔

 

入院前日の風呂上りに計った体重は66.5kg

今日の昼食後に計った体重は服を着たままで67.3kg

 

 

手術で切られた体を修復するのにエネルギーが必要なのはわかるんだけど,

効率が100%の内燃機関じゃないのだから,

老廃物はいったいどこに消えてるのでしょうか?🤔

 

体重が増えない原因のひとつとして

栄養素のほとんどが手術を行って傷ついた体の修復に使われているでしょうし,

さらにカタボリック現象で筋肉の分解が生じエネルギーを補給しているのかもしれませんね.

特に,筋トレも出来ていないのでこのカタボリック現象による

 

筋肉の分解→体重の減少

 

の影響は大きいと思います.

 

そういえば背中をぶつけたときに見た裸の姿では

計ってみないとわかりませんが,

 

手術前日と比べて

 

 

見た目ではっきりと上半身の筋肉が落ちている気がしました😥

そして何となく脂肪が増えているような(笑)

 

ただ,

筋トレによって筋繊維を増やした状態であれば、筋肉の回復は早いので,いまは仕方がないとして

また退院して地道にトレーニングを行ないます😅

 

 

ところで,

カタボリック現象とは,

筋トレをやってい人間にはあまり嬉しくない現象で,

血中アミノ酸濃度が減少した際に筋タンパクを分解してアミノ酸を産生する現象です.

 

 

 

人間の大事な組織はそもそもタンパク質でできており,組織が傷ついたり,破壊したときにそれを効率よく修復するためにはタンパク質の元となるアミノ酸が大量に必要となります.

 

このため手術後の切除部の修復や内臓の修復を行うためにタンパク質,そしてそのタンパク質を得るためにはその原料のアミノ酸が必須となります.

 

よって,

カタボリックで効率的にアミノ酸を産生可能な筋肉が重要な役割を果たします

 

 

筋肉量とがんの予後の関係については,

統計的な調査結果として,これまでからいくつかの学術誌での報告はありますが,

ミクロなレベルでしっかりと研究してまとめれば,

論文の1編,2編は軽く執筆できそうな研究テーマですね.

 

 

さてさて

まあ,そんな状態なので,

昨夜,看護師のSさんがやって来て,

ずっと便が出ていないことを心配してくれて

 

👩‍🔬「もし明日も出なかったら下剤を持ってきますね」

 

「それでもダメだったら,,,😎」

 

と何か思わせぶりなことも言っていたので(笑)

 

どうにか今日中に自力で便を!

 

と思い

 

今日はコーヒ―3缶

おやつに家から持って来ていた福砂屋のキューブカステラ

3個も間食してみました.

 

 

そして今日の目標だった10000歩もクリアして

 

運動によってしっかりと便意も促しておきました(笑)

 

 

 

 

でも全く便意が来ないので

夜遅くにとどめの青汁を2杯

 

 

これが功を奏したのか

やっと寝る前に少しだけ来ました😅

 

先日のおしっこのときと同じように,

これで明日には感覚が戻ってくれていると嬉しいのですが

 

 

もちろん今日のお昼と夕食も完食でした.