今年の人間ドックでは、、、
コレステロール値が一般基準値の範囲に戻り
久しぶりに「高コレステロール血漿」と書かれませんでした(笑)
これまでずっと指摘されてきた「高コレステロール血漿」に関しては、過去に何度も書きましたが、本人は全く気にしておりませんでした。
私が参考にしている循環器系の冠動脈系疾患のリスクの指標は
"吹田スコア”のみです。
逆に「がん」との関係を考えると
ただし、これはあくまでも私個人の考え方で、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある方は気を付けてくださいね。
さて、今回の結果でも
昨年に引き続き"視神経乳頭陥凹疑い”と"白斑”が指摘されましたが、
先日行った視野検査とOCT検査の結果では、今年も全く問題ないことがわかりました。
緑内障だけは避けたいので、これに関しては一安心です。
その他の検査項目についてですが、
今回初めて、血液検査の結果として肝臓系と腎臓系(泌尿器系)に*印が付いてしまいました。
結果は以下の通りです。
お酒の飲みすぎでついに肝臓がやられたか!(笑)
とも一瞬考えましたが、これに関しては最近の筋トレのやり過ぎかな?と思います。
今回高値を示したAST(GOT)ですが、
このASTは肝臓、心臓、骨格筋に存在する酵素であるため、ALT(GPT)と異なり肝臓以外の心臓や骨格筋にも多く存在しているため、これが単独で高い場合は「心疾患」、「筋疾患」、「血液疾患」などが疑われます。
ただ、循環器系の心疾患や血液疾患に関しては現状まず問題ないと考えています。
ということで何が言いたいかというと、
ズバリ!ハードなトレーニングを行って筋肉組織が壊れ、酵素(AST)が血液中へ漏れ出ているのでしょうね。
これとは別に*印で指摘されているeGFR(≦59)があります。
これについては血中のクレアチニンのみで計算されます。
以前にも書いたようにクレアチニンは、筋組織に含まれる酵素クレアチン(名前がよく似ています)の老廃物です。
このため血液中のクレアチニン値は、腎機能が悪化したときに濾過できずに血液中の濃度が高くなりやすいため、
腎機能だけについて見ると、
「クレアチニン値が高い=腎臓の機能低下」
という一般的図式が成立します。
しかし、以前も書きましたがクレアニチンは筋トレでも筋組織が破壊されて大量に出てくるため、腎臓での濾過が間に合わず血液中の濃度が上がってしまいます。
さらに言うなら、eGFRの値は年齢を考慮したクレアチニン量から算出される値で、一般に年寄りになれば筋肉量も落ちてクレアチニン量も減ってくるため、同じクレアチニン量でも年を取るにしたがってeGFRの方は下がってきます。
要するに、年甲斐もなく筋トレのし過ぎから筋肉量を増やしていると、クレアチニンの数値が上昇し、結果としてeGFRの値が下がることになります。
以上が、ASTとeGFRに関する私の見解です。
あと栄養失調でもないのにアルブミンの値が下限を下回っています。
これについては、筋トレのし過ぎで体重が増えすぎていたので、人間ドック前日の昼食以降はほとんど何も食べてなかったのが原因したのかな?(笑)
さらにこの減量のために、筋トレをいつも以上にやったのがこの結果を齎したものと思います😅
こうした検査を見ると一喜一憂してしまいますが、自分の日頃の生活習慣と照らし合わせて自分なりにしっかりと分析することも大切ですね。