こんばんわ!Hiroです!


今回のテーマは、「どの角度のファイナンス的手法がスポーツ界に適用可能か」、です!

 

私は総合商社時代に、「インフラストラクチャーのプロジェクトファイナンスの投資事業」を担当していました。

総合商社は「Risk/Returnが低めの投資事業」が相性が良いので、独立系発電事業者(IPP)としてガス・電力他のインフラ事業への投資事業をするのが広まっていきました。

 

プロジェクトファイナンスは、建設物・土地を担保として、複数の契約で契約当事者それぞれにリスクを分散し、保険でガチガチに固め、リスクがミニマイズされて金融商品化されたインフラにDebtをつけるという金融手法です。

 

前提として、キャパシティペイメントと呼ばれる、「電力・ガス価格の変動要因に関係なく、設備の運営機能を一定程度担保できていれば収益を上げられるというビジネスモデル」等を通じて政府等が一定程度の市場で確定する価格変動リスクをテイクし、事業者側がリスクをテイクしない、という点が肝です。

 

そんな中でスポーツ。


スポーツの収益構造の大きな柱は、主に、

◯スポンサーシップ、

◯ブロードキャスティング(放映権)、

◯マーチャンダイジング(物品販売)

チケッティング、

です。

 

が、まず何れ収益も、「一般市場が存在しません」。

 

具体的には、

〇スポンサーシップとブロードキャスティングは、過去のケースを参考にしつつ、複数の候補社または一社から確定します。

〇マーチャンダイジングとチケッティングは、市場ではなく特定の顧客の需給できまります。

〇また、スポーツは電力・ガス・株式等と比べて、絶対的な取引数が少ないです。

 

つまり、スポーツの収益構造の柱には、「一般市場が存在しない」んです。

 

(続く)