口の健康は全身の健康につながっています。

口のことだけではなく、もっと幅広く体の健康のことを学ぶために、

ひろなか歯科では全身の健康に関する本をみんなで分担して読んで勉強しようという取り組みを始めました。

 

「自然から暮らしを見直そう」

 

という考え方で小児科医として診療を続けてこられた真弓定夫先生が監修されている本を読んでいます。

 

せっかくなので皆さんにもブログで紹介させていただくこととしました。

健康的な暮らしの参考になれば幸いです。(院長)

 

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こんにちは

ひろなか歯科、安元です照れ

 

疲れているときに、甘いものを食べると、なぜか元気が出ますよね。

 

でも実際、疲れは取れていない。

疲れが取れない原因は、その甘いもの「砂糖」が関係していますビックリマーク

 

甘いものを食べると、リラックスして、一時的に元気になるように思いますが、それは脳が多量の糖に驚いて、元気が出たような錯覚を起こしているだけですびっくり

 

では、砂糖をとると体の中では何が起こっているのでしょうか。

 

白砂糖は消化吸収が早く、身体の中に入り、血液中の糖分を一気に上げてしまいます。

 

人間の体は、一部を除いてほとんどの場所では中性ですが、血液中の高い糖分は酸性なので、それを中和しようとします。

中和には、アルカリ性のカルシウムを使っています。

 

カルシウムって、身体のどこにあるでしょうか耳

 

そう、骨や歯ですニコニコ

 

骨や歯が蓄えていたカルシウムを使って、中性に戻して、健康に保っていますビックリマーク

つまり、砂糖をいっぱい食べると骨のカルシウムが減って骨がスカスカになってしまうのです。

 

そして体の中のカルシウムが不足すると、つまらないことで興奮したり、落ち着きがなくイライラして、攻撃的になったりします。

 

そして疲れが取れなくなり、ひどくなると精神的にも影響が出てくるそうです。

 

 

 

また、胃は1分間に3回動いている(ぜん動運動)のですが、白砂糖が胃に入ると、止まってしまう現象を起こすそうです。ハッ

 

大量の砂糖が入ると、それが1時間以上も続くというのですから、怖いですね真顔

 

食事前にジュースや甘いものを食べると、身体はどうなるでしょうか?

 

甘いものは、すぐにカロリーが体に入るので、そのあとに栄養たっぷりのご飯を食べても、必要な栄養が吸収されにくくなります。

食べ物があふれていて、満腹になるまで食べているのに、栄養失調になってしまうかもしれません。

 

 

 

白砂糖はこんなに含まれています。ダウン

 

 

                                   「白砂糖の害」より引用

 

 

甘いものや白砂糖を食べることで、体の中は大忙し。

 

白砂糖を減らすポイントは、

 

①    食事をきちんと摂る

バランスの良い食事は、甘味の誘惑に強くなります。

 

②    おやつを自然の甘味で味わう。

トウモロコシ・枝豆など、少量の塩で甘さを引き立て美味しく食べる。

 

③    喉が渇いたら、甘いものではなく、お茶やお水を摂る。

 

少しずつ甘いものや間食を控えていきたいですね滝汗

 

(「白砂糖はも~いらない‼」参照)