3月も中旬になり、暖かい日とコートが手放せない日をジェットコースターのように

過ごされていると思います。

 

この時期辛いのが、花粉症凝視

 

数年前は他人事に生きてきて、花粉症の薬を処方する側でしたがいつのまにか

認めざるを得なくなり、処方される側になりました笑い泣き

 

日本特有のスギ花粉は、2月から4月に飛散し、4月から5月はヒノキ花粉、6月から8月はカモガヤなどのイネ科花粉、8月から10月はブタクサやヨモギなどの雑草類の花粉が主として飛散します。

 

毎年ニュースで、今年の花粉飛散はすごい。。。と聞くだけで憂鬱ネガティブになりますよね。

そして毎年言ってない?て思ってしまう魂が抜ける

 

花粉症の症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、鼻のかゆみ。

頭痛が起きることもあります

皮膚に乾燥やかゆみがある場合、アトピー性皮膚炎があると、花粉によって増悪することもあります。

しかし、アトピー性皮膚炎ではない方でも花粉皮膚炎がみられることもしばしば。

皮膚科でも皮膚炎のある方を多くみる気がしています予防

 

保険診療では、抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬の内服や鼻噴霧用ステロイド薬が中心となります。

 

最近では、スギ花粉の免疫舌下療法も耳馴染みがあるのではないでしょうか。

アレルゲン免疫療法は症状の改善や流行期の薬剤使用量の減少が期待できる治療効果が高いのですが、長期間の継続治療(3~4年間)必要です。

スギ花粉症では症状のない夏・秋・冬に治療を開始し、年間を通して休まず治療を継続する必要がありますにっこり

 

いつもこのひどい時にやれば良かった真顔って思うので、今年こそトライしようと思いますうさぎ

 

では、自由診療では何ができるかというと、

①ステロイド筋肉注射  

ケナコルトという特殊なステロイド注射薬です。
ケナコルトは、生体内で生成される副腎皮質ホルモンを人工的に合成した製剤であり、炎症を抑える効果の他に免疫反応の抑制やアレルギー反応を抑制する効果もある注射液です。
 

眠気が生じないので、運転などで抗ヒスタミン薬飲みにくい方も適応になります。

ただし、リスクもあるので注意が必要びっくりマーク

 

・白斑・注射部位の凹みを起こす可能性あり
・妊娠中・授乳中は不可

・高血圧・糖尿病・循環器疾患・緑内障・白内障などの疾患を合併する場合は難しい

・感染症

など適応でない方もいるので必ず診察を受けてからになりますスター

 

②花粉症ボトックス

 ボトックスを鼻腔に滴下するだけの5分程の治療で鼻水・鼻づまりを緩和します。
高濃度のボトックスを鼻腔に滴下し、鼻の粘膜に浸透させます。

鼻の粘膜の副交感神経の興奮を抑えることで、鼻水に効果的です。

下を向いてると、タラーっと垂れてくる鼻水zzzに有効ですね。注射するわけではないので

痛みはありません飛び出すハート

 

 

個人的には、ビタミンDのサプリも欠かせないです。ビタミンDは骨を強くする栄養素ですが、免疫力を高める効果があることが様々な研究から明らかになってきています。

この免疫を高める力が、花粉症の症状緩和につながるとのことです。

紫外線(UV-B)を浴びることでビタミンDを生成することができますが、日焼け対策推奨の身としては、ビタミンD不足が心配です真顔

もちろん食事から補うのがシンプルです。調べると、あんこうの肝、しらす干し、きくらげにビタミンDが豊富らしいです真顔

魚は大好きですが、毎日は食べない。。。チーン

ので、私はうまくサプリも使うことにしてます。ちなみにCも含まれてるものが好きです。

ちりつもですが、美容も健康もちりつもなのです歩く❤️

 

ご自身が続けやすいものでトライしてみてください飛び出すハート

 

花粉症が早く落ち着きますようにびっくりマーク