ランドセルの色にも個性が見える。

 

身体の半分くらいの大きなランドセル。

 

勉強なんて、できなくてもいい。

かけっこだって、速くなくてもいい。

 

毎日、元気な笑顔が見れれば

他のことなんて、大きな意味はない。

 

親は案外、子供のことはわからない。

「わからない」ということをわかって

子供と向き合う親だけが、

子供を知ることができる。

 

どうして

子供の力を信じない親が多いのだろう。

親に信じてもらっているから

子供は自信を得て、自分を信じ、

自分の人間としての

尊厳を信じられるようになる。

 

人の目に耐えうる、評価をもらうことが、

自分の価値で、自信となっているのは

窮屈な大人たちだけなのに。

 

子供はいつの時代も、

底抜けに明るく、

危ういけれど、力強く

生きる力にみなぎっている。

 

子どもの人生は子ども自身が主役。

子どもの心を見ずに

親の価値観をかぶせるのはやめよう。

 

子供の心に寄り添うと、

子供が見えてくる。

子供が自分の力で歩いて行ける様に

応援するのが、親の役目。

 

そして…

親も自分自身の人生の主役であることを

決して忘れてはいけない。

子供が育てば、親も育つ…

子育ては共同作業。

 

「目は心の窓」。

子供たちの目をキラキラさせるには?

そんなの簡単!

ほめてあげる。

子供のいいところを一杯見つけて、

きちんと認め、

ほめてあげる。

子供の夢を一緒に考えていく。

 

でも、それにはまず

子供を認め、

誉めてあげる親自身も

夢があって、希望があって、

キラキラした目をしていることだ。

 

ランドセルの後ろ姿を見つめながら・・・

この子達も、大人になるまでに、

いくつか、辛い思いをするだろうな・・・

っと、想像したら
胸が、きゅん としてきた。


母親って・・・せつない。

せつなくて・・・やわらかい。

母親になって、

はじめて、

祈るということを知った様な気がする。
 

母は毎日、祈っているよ。

 

 

♪誰でも最初は一年生

ドキドキするけど

ドーンと行け♪


可愛い後ろ姿に

唄いながら

エールを送った。