5月連休を挟んだので7週間ぶりの受診でした。

午前中、採血とレントゲンを撮り、予約の12時を待ちます。
 
 
まず、前回は腎臓の数値が悪く脱水でしたが今回は幾つか[H]があるものの問題あるレベルではないとのこと。
クレアチニンも上限の0.72ぴったりでおさまっていました。
 
これからも体が水分を欲しがっていると思うときだけでなく水分摂取には気をつけるようにとお話がありました。
 
次にレントゲン…
①半年前の千葉時代のもの
②今年1月の入院直前のもの
③投薬開始3週間の2月末のもの
④そして今日のもの
を並べて比較。
 
まず、①②は、治療開始前なので右肺空洞はくっきりハッキリ。
空洞の周囲の壁は太いラインになるのが特徴です。
それ以外にも肺動脈にかかる白いモヤモヤ・左肺も濃いモヤモヤが広範囲です。
 
女神先生の話によると、モヤモヤの白い影は、菌の影響で炎症を起こしていたりするところ。そしてMAC菌と闘う為に身体の免疫細胞が集まっているところ。
いわば、戦場をあらわしている。
 
その影が③④で薄くなってきているのは、戦闘の激しさがおさまってきているということ。
 
空洞の特徴である厚い壁が、③④では少し輪郭線が薄く、弱くなっているように見えます。
 
薬の効果は確実に見えているのでこのまま何年か根気よく続ければ、空洞を潰していけるのではないか。
空洞は酸素が多いから菌が住みやすいけど、まず空洞が潰れれば、菌にとって住み心地を悪くできる。
 
更に薬を続ければ、菌を死滅させることは困難でも、細胞分裂させない休眠状態へ持っていけるのではないかと期待できると言われました。
もちろん、休眠は菌が不活性化するということだけで治癒ではなく投薬をやめればまた再活性化するのはわかっていると思うので薬を継続する必要はあるけれど・・・
 
という説明でした。
菌を死滅させるには菌を窒息させなければいけないそうです。
菌の立場からしたら窒息したくないので酸素の多い肺に住みつくんですね。
 
女神先生、「でもあなた、すごいよ!第一選択薬のクラリスが耐性で飲めないというハンデがあるのに、他の薬の組み合わせでこうやって飲み続けて効果を上げているんだから。これはほんとにすごい」って褒めてくれました (*´ω`*) えへへ・・・その薬の組み合わせを考えてくれたのは女神先生だけど。
私が頑張っているからだと持ち上げられて嬉しくなっちゃいます。
 
お薬は変わらず9種類。
どれもわたしにとって大切で、いまはまだ削れないそう。
もう何度も書いていますが
 
◆MAC菌と最前線で闘ってくれている抗菌薬
◆エリスロシンとのコンビで肺の奥に痰がたまらないよう排出してくれている去痰剤
◆副作用(薬剤アレルギー)を起こしやすい私を守ってくれている抗アレルギー剤や整腸剤・胃薬
 
 
なんて頼もしい軍団でしょう(*^。^*)
 
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薬に頼らず済む患者さんもいて、素晴らしいなあと思うのですが進行も状況も治療法も個々に異なるこの病気。
私は12年目にしてやっと決意して投薬治療する道を選びました。
昨年はレントゲンやCTを見ると残念な状況でしたし喀血もして「もう働けなくなるかな」と弱気にもなりましたがこの調子でいけば・・・また海外旅行に行くことができちゃうかも~?
 
 
【注】私の投薬治療はあくまでも私個人に効果がでているということで、同じ治療をしたら全員の患者様に効果があるとお約束できるものではありません。こんな治療をしている人もいるというご参考になればと書いていますが、ご自身の治療の方向性につきましては信頼できる主治医の先生とよくご相談くださいね。
 
 
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