さて、何事も変わりなく2年が過ぎ、新しい2007年を迎えました。

この年は激動の一年でした。

 

1月に転職の話が舞い込みました。

 

それまで2年ほど、百貨店でアルバイトしていました。
お中元・お歳暮・バレンタイン・ホワイトデー・子ども服バーゲンなど、通算すると一年のうち半年ほどフルタイムで働いている状況。
自宅から車で20分くらいだったので、繁忙期は大変でしたがなんとかやれました。

 

でも、接客業というのはやはり疲れます。お客様に「あなたに担当してもらってよかったわ」なんて言われると嬉しかったけれど、立ちっぱなしだしクレーマーに遭遇することもありますし。

 

 

そんな折り、連絡してきたのは20代前半の頃に一緒に人事の仕事をしていたK君。K君からは、何度か仕事の誘いを受けたことがありましたが、子どもが小さいうちはそばに居たかったのでその都度お断りしていました。

 

今回はきなこが高1、ゆうたんも小学校卒業を間近に控えている時期だったので、私も少し話に惹かれたのでした。

 

何よりも自分が好きで適性もあると思っている人事給与系の事務職であること・出勤日も時間も自分の好きに調整して構わないからという条件・時給 全て魅力的♡

 

唯一の難点は通勤に2時間かかることでした。

 

 

最初、通勤のことを考え断ったものの、ダメ元で試しにやってみようという気持ちになり3月から通い始めました。それがいまの会社です。

 

 

慣れない電車通勤での疲労、元の百貨店からヘルプを求められお中元の手伝いに行きダブルワーク・・・疲れが溜まって夏に一気に具合が悪くなりました。
具体的には『酷い風邪をひいたような咳込みや痰』です。

 

 

病院へ行くと、N先生が「これはいよいよ薬を始めなければという状態だ」ということで8月から第一選択薬のクラリスロマイシンを1日2錠でスタート。

 

*2019年追記:

この投薬、「クラリス単剤使用」という悪い見本です。

抗生剤は組み合わせないと薬剤耐性菌になります。

実際私は非結核性抗酸菌症で一番大切なキードラッグ「クラリス」に対し、アビウムが耐性菌となってしまいました。

 

2週間後、胃腸の副作用が激しく食事が全く摂れなくなり下痢もひどかったので病院へ行き、胃薬のガスターみたいなのと抗生物質から腸の善玉菌を守るビオフェルミンRが追加されました。

 

 

その後、「進行ペースが早い」と1年後にはクラリスが2倍量になりました。(朝晩2錠ずつ、800㎎)
2倍になったことでの新たな副作用は味覚障害でした。

 

軽い方だとは思いますが・・・薬の成分が唾液にも出てきてしまうらしく、常に苦味を感じるのです。
日中はいろいろ甘いものを食べたり飲んだりするし、ミンティアのようなタブレットや飴もあるから気になりません。
夜中、トイレに行きたくなって起きたり朝の起床時には口の中が苦いったらありません( ;´Д`)  
 直ぐに歯磨きして、何か飲みます。これは今でも続いている症状ですが、痛みや吐き気などに比べたら我慢できるし自分の中ではOKの範囲。

 

薬を増やすと状態は少し落ち着き2009年春を迎えました。

(きなこが大学に合格、ゆうたんは中3になるところでした)

 

ある日、N先生から衝撃の告白!

「退職して他の病院へ移ることになった」と。

 

 

「車で1時間くらいかかるから、ひろりんさんに遠い所まで来てもらうのは大変だと思うんだ。紹介状を書くから今度は大学病院で診てもらってくれる?」と言われました。

ということで私は転院することになりました。

 

 

 

次回  

③転院2009~2010前編