理解しようとしても
できることとできないことがある。



これはクローズとか関係なく
性格や個性でも
言えることだと思うし
珍しくないことかもしれませんが



特性に対してとなると
また少し重みがあるように思います。





お父さん彼女に限らず、世の中には
難しいことがある人もいる。

それを知る良い機会になったと思うよ。



ただうちのクリニックとしては
彼女の難しいこと全てをフォロー
することはできなかった。

そこまでのフォローをするほどの
理由がなかったとも言えるかな。

この数ヶ月を見ていて
やっぱり試用期間で雇用を終了しようと
思っていたからね。




今後彼女が就職をするとき
自分が活躍しやすい環境を
自分でも作って生きやすいように
少し話したんだけど

自分の生きにくさは
周りのせいだと思って
生きてきたであろう彼女だからね。

逆にキレられたよアセアセ



僕もこういう話は専門外だから
話し方が悪かったかもしれないけど

うーん、難しいねアセアセ




小さい時に
周りが気づいて認めることって
本当に大事なことなんだろうね。

早期療育の重要性が
少しわかった気がするよ。


彼女ももし小さい時から
特性と向き合ってきていたら
また違った成長を
していたかもしれないし。




お母さん…………もし今後、
同じような人が面接に来たら
どうしますか??



お父さんそうだね………………

正直、悩むね。



「特性がある」というだけで
働けない社会って
どうなんだろう……とは
思うんだよね。

本人にやる気があれば
やっぱり1度は雇用してあげたいとも
思うんだよ。





だけどさ、今回そう思って
彼女を雇い続けた結果

誰も幸せにならなかったんだよね。



本人も、周りも誰も。



理解をするって
本当に簡単なことじゃなかったよ。

思っていたよりもずっとね。





………みんなに対しても
言葉が足りなかったね。

忘年会の時に
改めて話そうかな〜



お母さんそうですね。
みんながんばってくれて
いましたから。








クローズであろう就労
というタイトルで書いたこの話は

うちのクリニックで実際にあった話
厳密に言えばクローズであろうではありませんが



リクマナのことではないので
多少フェイクをいれていますが
だからか院長の言葉が標準語に
なってしまう(笑)




クローズであろう就労は

働く側も苦労がある

だろうけれど

雇う側にも苦労がある

ことを痛感して

苦労してでも理解したい

と思って試行錯誤をしてみたが
クローズであろう条件下では

理解には限界がある

という結果となってしまいました。




オープン就労の理解や体制は
オープンのお給料だからこそ
フォローの労働力を回せるんだと
思いますが

クローズであろうでは
本当に難しいようです。
うちのような小さなクリニックでは特に




彼女にまるで
リクを見ているかのような
難しさを重ねて見ていたことも
ありましたが


知的障害があるリクが
彼女のように働くことは
きっとないでしょう。


どちらかというと
マナのほうがこういう難しさに
出会うかもしれません。
だからこそ、私にももっと
できたことがあったんじゃないかと
思ってしまいます…




今はまだ就労について
全く調べていませんが
今から焦って無駄に空回るのが
目に見えているから



リクマナが生きやすくなるように
今できることをしようと
改めて思います。











オルナ福袋!

半額以下は要チェックです!