日本では青山の「プラダ」。
中国ではオリンピックの「鳥の巣」。
そして、ロンドンではこちら。
スイス出身の建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロン。
その出世作がこちらです。
元発電所。地上99mの煙突を持ち、
テムズ川対岸のシティ・オブ・ロンドンへ
美しいシンメトリーを見せるレンガの建築。
その保存を考えていた市民と
移転を考えていた「テート ギャラリー」が合体。
コンペとなり、'95年その頃はまだ新鋭の建築家コンビが勝利!
ミレニアム記念の2000年。
待望のオープンとなりました。
かつて発電機があった大空間、
タービンホールを空間的シンボルとし、
美しく導線をまとめたシンプルな構成。
主役はアート。
他に気を使わせてしまう装置はふさわしくないのでしょう。
そんな施設の1Fホール。
こんな模型とMOVIEが。
そーです。なんとただ今まさに増築中。
すぐ南側に「タワー」なる新館のフレームが少し登場してます。
完成は2016年。
また、ちまたの話題を総ざらい!
今ドキのソリッドながら既存からつながるレンガの外観。
ただ今、ロンドンは昔ながらをやめ、
着々とそのスカイラインを変化させています。