今回のツアー、ラストナイト。
最後の晩餐は夕方からのロングラン。
トスカーナで3番目の
マエストロ・ディ・クチーナ(料理の巨匠)に認定された
ジャンルーカ・パルディーニ シェフスペシャルでした。
こちら「International academy of Italian Cuisine in Lucca」
20年前にスタートした本場でのイタリア料理を学ぶ場。
トスカーナ料理の神髄にふれ、本物を育成するために
開かれた実践形式の学び舎です。
学院長でもあるシェフはこの地ルッカで生まれ、
パリ、東京と腕をふるい、ここへ。
直々にお手並み拝見です。
まだ日の高い夕方、大きな車は入れないため道端にStop。
そこからしばらく歩きます。
なーんにもない田舎道。
農村の風景をてくてく。ラストの坂を登り、到着です。
こちらの学院のこだわり、枠組みの説明を受け、
まずは料理教室。デモンストレーション。
とっても手早く流暢な日本語でさらっと一気に3品が完成。
そして試食です。
その後、休憩の時間。
こちらで修業中の日本人若者たちとちょっと歓談。
エネルギーいっぱいの笑顔が、
ここでの体験を物語ってました。
そして日は傾き、キャンドルが灯され、ディナーです。
かなりの真暗闇の中、前菜、プリモと進みメインは猪。
とても良いものが獲れたとのこと。
かなりの野生の風味。
これぞ郷土の味。地の味です。
〆は昼に目の前でちょちょんと仕込まれたパンナコッタ。
絶品!!どーしてこんなに美味しいのか?
トローリ&ディプです。
山と海、緑豊かな丘。
そんなロケーションで自然を味わう。
高い意識で追求する姿。
イタリア料理道。そんなことを感じました。
ありがとうございました。