mamiです。
ご訪問ありがとうございます
※これは、友達の体験を元に、
私が主人公になったつもりで書いていますので、
私的感情が含まれています
私→由紀子。48歳。パート主婦
主人→50歳。ごく普通のサラリーマン。
話は、10年前に遡ります。
つづきです。
私は、怒りで震える手を抑えながら、
スマホを操作し、
さちさんに電話をかけました。
事情の知らないさちさんは、
明るく電話に出ました。
由紀子さんどうしたの?
さちさん…〇〇くん(さちさん長男)が、うちの次男に怪我をさせたんです。
…え?どういうこと?
とにかく、一度次男の状態をみてもらった方がいいと思うので、
今から、お宅に伺います。
う…ううん、私の方から由紀子さんのお宅に伺うから、家で待ってて。
あー、たぶんさちさんの義両親に知られるのが嫌なのだろう。
本当は知らしめてやりたいくらいだけど、
義両親さんたちはとてもいい人なので、
こんなこと知らせたら気の毒だな…
…わかりました。
一旦私も息子たちと帰宅します。
〇〇くんにも帰るように伝えます。
それからでいいのでうちに来てください。
電話を切り、
長男のお友達にもお礼を言い、
〇〇くんが帰って行くのを確認してから、
私達も家に帰りました。
⭐︎
家に帰宅すると、
夫が仕事から帰ってきており、
次男の顔を見て、
これ…は…
言葉を失っていました。
詳細を説明し、
さちさんが後でうちに来ることを伝えました。
夫は今にも怒りで相手宅へ乗り込みたい気持ちだったようですが、
私と同じで、〇〇くんの祖父母の事を思い、
必死で気持ちを抑えているようでした。
さちさんを待っている間…
すごく時間が長く感じました。
いや…、本当に長かったんです
近所のはずなのに、
30分経っても来なかったのです。
いい加減しびれを切らした夫と私は、
さちさん宅の方向へ向かおう!と立ち上がったその時、
ピーンポーン