2019夏・気仙沼&陸前高田&越喜来 | お母さんのゆいごん~結い言~プロジェクト

お母さんのゆいごん~結い言~プロジェクト

大切な人を失った時、
心を支えてくれるのは、
たった一言の想いかもしれない。

わたしからこどもたちへの、
わたしから大切な人たちへの、
わたしのゆいごんプロジェクトです。
わたし自身のために書いているだけなので。

2019.8.11。
ゴスペルスパークル被災地ツアー2日目。

ベッドに倒れ込みそのまま寝てしまったとは思えないほどの、目覚めの良さ(笑)
もちもちの岩泉ヨーグルトが美味しい朝。 



またまたバスに乗り込み、釜石より1時間半。
宮城県気仙沼市にある、
紫神社前商店街へ。
ゴスペルスパークルはいつもこちらへ参ります。
歌を聞いていただくことができました。

震災後、仮設の商店街でお店を続けられた皆様の商店街です。





これまでも何度か訪れております。
何もなかった目の前の風景が、
今年は新たな商業施設が建ち、
お祭りのようなイベントも行われていました。

こうして町の形が変わっていく中で、
たくさんの想いが交錯し、
守り続けていくひとたちと、
新たな希望を持ち立ち上がるひとたちと。

みんなかっこいい。



滞在時間1時間くらいでしょうか。
陸前高田へ向かいました。

昼食、休憩のため、

箱根山テラス

へ。

こちら、かなりのおしゃれなカフェバー。
そして、
なんと宿泊施設もあるという!


先ほどの南町紫神社商店街の「揚げたて!コロッケ屋」のお弁当を、
特別にこちらでいただきました。


何より景色が最高過ぎる!
お天気がイマイチなのですが、
風が気持ちよく、ここに住みたい!
紙ストロー。何気に初めて。

1杯ずつ淹れてくださるコーヒーが絶品!
カフェラテにしましたが、
本当に美味しい!
黒糖のような。(入ってないけど)
そんなコク味。


さて、
陸前高田の防潮堤へ。
特別な許可を経て、
地元、気仙天旗仙風会の皆様の揚げるお盆の迎え凧。
こちらのセレモニーに、
ゴスペルを。


海に向かい、黙祷。
月命日。
14:46。


この場所は、不思議なのです。
本当に感じるというか、特別なのです。

震災の翌年に、夫がなくなり、
その半年後に父がなくなり。

大好きだった祖母も。
そして先月なくなった祖父も。

あれから、
ゴスペルに出会い、
この場所に連れてきてもらい。
空と繋がる連凧の美しさが、
どうしても私の家族を思い出し、
震災で亡くなった方達の想いが集まる場所なのに、
私自身の中身を抉られる。
でも、
この会話が嬉しくて、
またここに来られる幸せに感謝するのです。


怒涛の2日目、
最後の場所は、大船渡市三陸町越喜来。

おきらい、です。

大好きな方達に会えました!
瀬尾さん、平山さん、
そしてずっとずっと聞いてくださった佐藤さんご家族。
ゆめちゃん♡


LIGHT UP NIPPONという、
震災後すぐに被災地に花火をあげようと、
みんな空を見上げて、
強く生きようと、
メッセージをカタチにした人たちの、
イベント。

毎年開催するのは、
ものすごいパワーがいるし、
大変だと思います。
でも、
あの時感じた想い、
それに突き動かされる人生。

越喜来では私は2回目。
ステージと、
花火の前のセレモニーでゴスペルを。




空に上がる花火。
ひとつひとつ、心に刻んで。
理由のわからない涙が、
みんなの頬を伝います。

言葉がなくても、
言葉ががないからこそ、
伝わる想いがあるのかも。

この花火も、
たくさんの方に見てもらいたいな。
どんな花火より、
美しいから。