家の中心にあるこの部屋は
いつの時代もフル活用ウインク



最初は
家族皆んなが集う居間としてデレデレ

父が亡くなってからは
母がくつろぐ部屋となり

夫が闘病中は病室となり

母の介護が始まってからは
介護室へと

その時々で
家具を入れ替え
配置を替えては
様相を変え続けてきた真顔

そして今

介護ベッドや
介護用品が取り払われた
この部屋は

妙に静まり返り
あの8ヶ月間の
喧騒はどこへやら滝汗

いや
この部屋だけでなく
どこもかしこも
物音一つせず滝汗

私の独り言だけが
彷徨うばかり滝汗

「淋しくない」と言えば
嘘になるのか
ならないのかニヤニヤ
今はまだハッキリとせず


ただようやく初めて
一人で生きてゆく事を認められ
大人になった様な気がしてる

ちと遅すぎたか滝汗

ずっとずっと
両親や夫に守られてきたのは
確かであり

頼ってばかりの人生は
感謝でしかないけれど真顔

時には

その過剰過ぎる心配が
重荷であり足枷であった笑い泣き

何をするにも様子を伺い滝汗
言葉の駆け引きに注意を払い滝汗

いつしか
吐きたい本音には
蓋をし続けてきたのかもしれないチーン

そんな日常が動き始めたのは
終活に出会い
断捨離に出会ったからちゅー

停滞していたモノを
一つまた一つと
手放したから酔っ払い

自分が変わる事で
周りも変わり
人生も変わってゆく真顔

もしかしたら
断捨離してなくても
いつかこんな日は
きたのかもしれないけれどニヤニヤ

あの時
家中の不要なものを
手放していなければ

今ほど自由を楽しもうと
思えなかったかもしれないニヤニヤ

一人になる事を恐れ
この先の不安に
慄いていたかもしれない滝汗

もう誰も
私を咎める人はいない真顔

今一度
四年前の初心に戻り
またコツコツと手放そうウインク

これからも

なりたい自分になるために真顔

私の断捨離
まだまだ続きます