先日術後8ヶ月の検診に行ってきました。

手術後も少し残っていた痙攣ですが、最近は思い出す事もあまりなくなりました。

緊張する場面でたまに痙攣が出る事はありますが、それは通常でも出るもので、ほぼ治ったと思います。

診察室に入る時も緊張する場面ですが、先生とお会いしても、前回に引き続き痙攣は出ませんでした。


先生から、術後検診は一旦終了しましょう。また何か心配事が出来たら来てください、と言われました。


私の15年にも及ぶ片側顔面痙攣との地味な戦いが終わろうとしていました。


治療を始めた当初はまだ、手術に踏み切る気持ちになれず、ある日ケロっと治ってくれることをひたすら祈っていました。その間はボトックスなど対処療法でがんばっても、そのうちある日魔法が解けて、苦しい日々でした。


最近医療におけるQOL(生活の質)の向上、いう言葉を目にする事がありました。手術を選択しなかった日々は、自ら自分らしい生活の質を下げていた悲しい日々だったと思い返しています。