こんばんわ。税理士の細川ひろみです。

会社の数字を見ていると、社長様のお金の使い方が見えてきます。

1 お金の使い方は生き方

2 生き方にも軸があるように、お金の使い方にも軸をもつ

3 まとめ




1お金の使い方は生き方

みなさん、お金はどのように使っていますか?

あればあるなりに使う人、ほとんど使わずにためてしまう人、

自分がお金をかけるべきところにはかけるけれども、

そうでもない所には全く使わない人。

人によってお金の使い方も色々です。

会計事務所で勤めて10年、起業して1年。

多くの会社様の決算書を見させていただいています。

数字を見ると、その社長様のお金の使い方、つまり生き方が垣間見えます。




2 生き方にも軸があるように、お金の使い方にも軸がある

大人になると、自分の人生を自分で決められます。そしてお金も自由に使えます。

子供は必ずやらなければいけないことがいくつかあって、お金にも制約があります。

そして、お金を使うという点で言えば必ず親の許可が必要です。

そこが大人と子供の大きな違いの一つでもあります。

だからこそ、そこを盾にして子供を従わせようとしたこともありましたが、

今はしないようにしています。




社長さんは会社のお金を自由に使っていいように見えますが、

そこには社長の考えがあります。

今期は設備投資に多くかけよう、とか、広告宣伝を強化する年にしようとかいう戦略があり、

そこにお金を投入していきます。

つまり、会社をどうしたいかがわかっていないと、どこにお金をかけていいかもわからず、

結局無駄に使ってしまったり、無駄に貯めてしまうということになってしまいます。




3 まとめ

お金の使い方って本当に難しいと実感しています。

かけるべきところをそうでない所を見誤ると、

途端に資金不足になります。

決算の時に広告宣伝にかけるお金は年間にいくら。人件費はいくら。

と大まかにでもいいので予定(目標)を設定しておけば、ちょっと迷ったときに

使い過ぎを防止出来たり、かけるべきところにかけられるようになります。

自分の人生の軸を定めるように、お金の軸も定めてみてはいかがでしょうか。