こんばんわ。税理士の細川ひろみです。
先入先出法と移動平均法について。
先入先出法は、文字通り、先に仕入れたものを先に売ったとして、売上原価を
求める方法。
移動平均法は、仕入れた都度、単価を求めて、原価を計算する方法。
先入先出法は魚屋さんや、肉屋さんなど生鮮食品を扱うところで利用されています。
移動平均法は常に販売業績を把握・管理することが出来るというメリットがありますが、
計算に手間がかかるというデメリットもあります。
この計算手法は、単価の違う商品を仕入れている企業に使われています。
どちらの方法を使うにしても、仕入れた商品と売れた商品をきちんと把握していれば、
売上原価は求めることが出来る!
今の時代はパソコンがあるので、在庫の管理はエクセル表や、市販のソフトを使えば
簡単に出来てしまいますが、昔の人はこれをすべて手書きでやっていたのだから
頭が上がりません。
移動平均法を使うにせよ、先入先出法を使うにしても、原価が正しく計算されていればOK
簿記の事を何もわからない人に、わかるように教えていくのは、難しい。
自分が簿記を教わった時の記憶を参考に、、記憶をたどりながら思い出しています。
この作業が案外楽しい♪
自分がどう考えたのか、あの時はああいう風に思っていたなどなど。
色々な記憶がよみがえってきます。
やってみないとわからないことって、こういうことなのかもしれません。
簿記はある程度は自分で手を動かしてやる科目。