こんばんわ。税理士の細川ひろみです。
会社を経営してると必ずやらなければいけない簿記。
簿記=帳簿に記入する。いわゆる日記です。
こんなの毎日やりたい人って少ないですよね。
でも、簿記には見えないものを見えるようにしてくれる力があります。
なぜなら、もっとも客観的な数字が表現してくれるから。
毎日の記録は大変ですが、その記録が一定期間集まると決算書という形で、
会社の成績と今の財産の状態を表してくれます。
それも、一定のルールに従ってつくられるので、客観的にどうだったかを知ることができます。
同じ業種で同じような規模でも売上が100で利益が90の会社があったり、
売上が10000だけれども利益が10しかない会社もあります。
それぞれの経営方針により、売上にも利益にも差が出てきます。
これには社長の方針が大きく影響しています。
社長が会社をどうしたいか、従業員にどうやって動いてもらいたいかによっても変わってきます。
だからこそ経営方針は大切だし、目標を作ってその目標をどのように達成していくかを
考えるのは大きな価値があります。
私は1月に月の売上目標をたてました。
そのためにはどうすればいいか。
目標があるとないとでは、それを達成しようとする意識も違ってきます。
1月は何とかかんばって売り上げ目標を達成。
非常にうれしかったです。2月も確定申告があるので、目標は達成。
3月も同様です。
これも目標があったからこそ、わかります。
目印がないということは、暗闇を懐中電灯もつけずにただひたすら
ゴールを目指して進むようなもの。
どれだけの利益を想定しているのか?
を考えてから、月の売上、週の売上、日々の売上と段階を踏んで、
考えてみてください。
きっと何か違うものが見えてくるはずです。