こんばんわ。税理士の細川ひろみです。
今日は、貸借対照表について。
人は健康診断に行くと、やせていても内臓脂肪が多かったり、太っていても正常の範囲内
だということがわかります。
決算書も同じです。
一見よさそうに見えても、実は内臓脂肪が多くて危ない状態だったり、骨太で健康な身体
で筋肉質ないい状態だということがわかります。
貸借対照表は大きく分けて資産、負債、純資産に分けられます。
純資産は会社の利益の蓄積ですので返さなくていいお金。
身体で例えるなら、自分の骨格に当たります。
これに対して、負債は銀行から借り入れた金額や仕入れたけれどもまだ払っていないもの。
上記の純資産が自分の骨格ならば、負債は借りものの骨格です。
負債と純資産を合わせた左側が資産。身体でいうなら体つき。筋肉と脂肪です。
同じような実力でも、中身が違うとはこのことです。
身長190センチ、70キロの大人と身長150センチ40キロの子どもが同じ距離走る場合を考えて
見てください。
同じような実力なので、タイムは同じくらいですが、子どもの方が効率的に体を使って結果を
出していることがわかります。
このように一見同じように見えても、中身を見ると全くちがったお金使い方をしている
事がわかるのが貸借対照表(B/S)です。
是非ご自身の貸借対照表を見直して、どこがどうだったか確認してみてください。
ご自身でやってみてもわからなかった場合には、ご連絡お待ちしております。
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