こんばんわ。細川ひろみです。
外注費と給与の違いについて。
外注費とは、自分の仕事を同業者などに頼んだ時に使用する勘定科目です。
具体的には、自分が受けた仕事の一部を同業者に回した、受注した仕事のうち自分の
専門でない部分を他の専門家に委託した場合などが該当します。
給料は、自分の仕事の一部を従業員、パート、アルバイトなど雇用関係のある人に
頼んだ場合です。
給与を支払う場合には、支払う時に所得税を天引きして、天引きした源泉所得税を税務署
に納める義務と、雇用保険や労災保険などの社会保険を納める義務が生じます。
そのほかにも、外注費になるか給与になるかの大きな分かれ道として、指揮命令ができなければ
外注費、できるならば給与となったり、
道具の支給の有無などでも変わってきます。
消費税がかかるのか、かからないかにも影響してきますし、裁判でも争われることが
多い事柄です。
誰かにお仕事をお願いしようとする場合には、外注費になるのか、給与になるのかを
しっかり確認してから処理するようにしてください。