昨日はお正月最後の日らしく、ボーリング、家でボードゲームを楽しみました。
今日は高校の恩師を訪ねる予定です。
利益が増えてもお金に困る資産とは棚卸資産です。
棚卸資産とは、商品・原材料・製品・半製品・仕掛品など、直接または加工されて、収益獲得のために
用いられるもの。棚卸しによって価額が評価される。(大辞林より抜粋)
商品を想像してみてください。
商品を仕入れるときにはお金を払います。しかしその商品が売れるまではその商品に対する
お金は回収できません。
売れて初めて商品部分と利益部分のお金を回収できるのです。
だから決算書上利益が出ている会社でも、その理由が在庫にある場合があります。
在庫にあるということはまだ売れていない商品を買っているだけなので、お金としては
出ていっているだけ。
よく粉飾決済されるのも在庫だったりします。
在庫が多くあってこれらが売れれば利益がでるから大丈夫なんて思わないでください。
いくらで、どうやって売るかが大切です。
今週お話してきたように、
売掛金 https://ameblo.jp/hiromiobata/entry-12430087914.html
設備投資 https://ameblo.jp/hiromiobata/entry-12430298085.html
在庫
が多い会社では、必要運転資金がその分だけ多く必要になります。
そのため、社長は資金の心配が多くなり、本業に集中できない状況に陥ってしまいます。
できるだけ売掛金、設備投資、在庫を持たない経営にシフトしていくか、
必要運転資金を充分に確保して、社長業に専念できる環境をつくっていくかによって
会社の稼ぎが変わってきます。
今はインターネットのおかげでビジネスの仕方も大きく変化しつつあります。
インターネットをうまく利用して、もう一つのビジネスの柱を考えてみるのも楽しいですね。
売上を増やすだけ、利益を増やすだけでは会社は回っていきません。
資金も上手に回して、より成長していきましょう。