こんばんわ。税理士の細川ひろみです。
今日は黒字倒産しない会社を作るための資金繰り表の作成術について。
先日お伝えした損益計算書の見方https://ameblo.jp/hiromiobata/entry-12416321746.html
の当期利益の部分がプラスのことを黒字といい、その黒字であれば利益が出ている
ので、心配なさそうですが、黒字倒産とは当期利益が黒字でも倒産してしまうリスクを
抱えているということです。
資金繰り表をつくることで、会社の一定期間のお金の流れを把握することができます。
実際の資金繰り表だけでなく、計画の資金繰り表もつくると、過去のお金の流れと、これからの
お金の流れの両方を把握することができます。
では、キャッシュフロー計算書と資金繰り表では何が違うのか。
キャッシュフロー計算書については、https://ameblo.jp/hiromiobata/entry-12423694515.html
キャッシュフロー計算書はお金の流れを把握し、なぜお金が増減したのかを把握することが
できます。
資金繰り表は、一定期間先の将来にわたって、資金が不足しないかを検証し、
将来においての資金の収支予定を把握することできます。
キャッシュフロー計算書と資金繰り表で過去のお金の流れと未来のお金の流れを把握できるので、
可能ならば両方作ることをお勧めします。
毎月の資金繰り表とキャッシュフロー計算書を確認することによって、黒字倒産という危機に
直面することはなくなりますし、将来のお金の使い方や調達についても考慮にいれることができます。
もし、作っていない場合で不安なことがありましたら、積極的に作ってみてください。