こんばんわ。10月に税理士登録予定の細川ひろみです。
今日は、企業型確定拠出年金について。
企業型確定拠出年金の詳しい説明については、
https://ameblo.jp/hiromiobata/entry-12404034006.html
去年の1月から自営業者や企業年金のない企業の従業員だけでなく、
公務員や主婦も含めて加入できるようになったためか、今年の8月末で加入者は100万人を超えた
ようです。
それだけ国民の年金に対する不安があるのか、所得控除を受けられるから少しでも節税に
なるように積み立てを行っておこうと考える人が多いのかはわかりませんが、
それだけ関心がもたれている制度だという事は確かです。
勤めている会社で企業型確定拠出年金をやっていれば、60歳になった時にその積み立てた分
+αで受け取ることができますが、
会社を途中でやめてしまった場合はどうなるのか?
会社がきちんと手続きをしてくれていれば、確定拠出年金 加入者資格喪失通知書というものが
加入していた機関から届きます。
加入資格喪失日の翌月から6か月以内に資産の移管手続きをしないと国民年金基金連合会に
自動的に移管されてしまいます。
自動移管されるとその手続き料として約4,300円程度、積み立てていたお金の中から自動的に引き落とし
されることになります。
その後も毎月51円の管理手数料がこれもまた、、積み立てていたお金の中から引き落とされる
ことになります。
もしも、退職して新たに就職した会社に企業型確定拠出年金の制度があるならば、そちらに移管
する手続きをすればよいですが、ない場合には個人型への移行をお勧めします。
手数料も金融機関によって異なったりするので、よく調べてから個人型への移行を進めてください。
脱退一時金として受け取ることも可能ですが、かなり厳しい要件がありますので、
確定拠出年金は60歳になるまでは引き出しができないものだと思っていた方がいいです。
加入期間が短い場合には60歳で受け取れないこともあります。
私の確定拠出年金も個人型年金に移行して、将来の年金を少しでも増やすために、今のところ
拠出を続けるつもりです。
あと何十年後にどうなっているかわからないものにお金を出すことに不安はありますが、
やってみないと何も変わらないので、ひとまずやってみます!