こんばんわ。10月に税理士登録予定の細川ひろみです。
今日は、レシートのスキャナ保存について。
今更という感じですが、今日、スマートフォンを使って、領収書をカメラで読み込んで、
それを会計ソフトに取り込むという作業をしてみました。
レシートを一枚一枚カメラで撮って、カメラが正確に読めていないところは自分で訂正すると
いう作業。ほぼカメラが正確に読み取ってはくれなかったので、訂正する作業も含めて
100枚の領収書をスキャンして会計ソフトに入れるまでに3時間くらいかかってしまいました。
そこまでして領収書のスキャンにこだわるべきか。
入力してしまった方が早いのではないかという疑問が残りますが、
これが毎日スキャンするんだったら、答えは違ってくると思います。
個人事業主の方などが、その日のレシートをスマホで読み込んで、データを送信する。
そうすれば、毎日のようにデータを送信しなくてはならなくなってしまうかもしれませんが、
確定申告の時期に慌てて、領収書を引っ張り出してきて、まとめるという作業がなくなります。
おまけに、日々の記録として残っていくので、それを税理士などにデータとしてまとめて
おいてもらえば、日々の資金繰りもわかりますし、月次の推移も把握できます。
日々の作業と、結果の分析の天秤をどこに置くかにもよりますが、やっぱり事業をしている以上は
月々の売上と仕入れ、経費がどのくらいかかっているかくらいは把握しておかないとまずいですよね。
領収書の保存が苦手という方は試してみる価値はあるかもしれません。
ただこの規定、要件があります。
スキャナ保存する3か月前までに申請をしなくてはいけない。
タイムスタンプがついたデータを複数人でチェックする必要がある。
上記のような要件はありますが、書類の整理を簡単にするためにも、自身の状況把握の
ためにも、一度は試す価値はありそうです。