こんばんわ。
10月に税理士登録予定の細川ひろみです。
今日は副業について。
最近いろいろな企業で副業を許可していることが新聞でも騒がれています。
副業をして、儲けがでたら、もちろん税金もかかります。
儲けが出たらなので、単に売り上げてお金が入ってきても税金がかかるとは限りません。
売上にはそれに必要な経費があるので、
売上-費用=儲け
この儲け部分が20万円を超えると、確定申告をする必要が出てきます。
申告はしなければいけないので注意してください。
では、この売上と費用をどうやって計算するか?
副業であっても、ちゃんと根拠資料を作って、何かあった時に(って税務調査くらいですが(笑))
説明できるようにしておかなければいけないんです。
資料には
①いつ ②誰に ③何を ④いくらで売ったのかを何らかの形で記録しておく必要があります。
日にちが経つと忘れてしまうので、できるだけ早くやった方がいいですよ。
現金で入金があったとしても、記録として通帳を一つ用意して、そこに売り上げた金額を
入金していくと、少し手間が減るかもしれません。
(個人で通帳を作るのは、法人と違ってそんなに制約はないので。)
費用についても同じで
基本は領収書を集めておけばいいのですが、
交通費とか手数料などは領収書がないので、売上と同じようにどこかにメモを残しておくといいです。
これらの根拠となる資料は確定申告が終わったら捨ててしまう事のないように、
5年間は保存しておいてください。
副業の所得が大きくなってきたら、副業ではなくて事業所得になります。
売上から費用をひいて65万円を超えるようなら、
開業届と青色申告の承認申請書を出しましょう。
売上と費用を計算するのに、何から手をつけたらいいかわからない。
という時には、税務署に相談するか、税理士に相談してみてください。
確定申告の時期であれば、税理士に無料で相談できる期間があります。
積極的に活用してください。