厚生年金に加入するパート労働者の適用対象が拡大されるようです。


今の月収8.8万円以上から6.8万円以上に引き下げ、200万人加入者を増やしたいためだそうですが、


2016年10月に大企業で勤めるパート労働者に限って、週20時間でも8.8万円以上ならば

 

加入しなければいけなくなったと思ったら、次は6.8万円までさげて、企業規模は問わないとなると

 

ほぼすべてのパート労働者に年金に加入が義務づけられる方向ですね。



2016年の改正で、労働時間調整をする人よりも働く時間を伸ばして保険に入る人の方が多かった

 

ので、さらに金額をさげても加入者は減らないことがわかったため、今回の改正になった

 

ようですが、この改正、会社にとっても、個人にとってもかなりの負担増になると思われます。



その穴埋めといえるのかはわかりませんが、所得税も2018年から配偶者控除や基礎控除に

 

改正があり、配偶者の収入にもよりますが150万円までは所得税がかからなくなります。

社会保険の適用範囲拡大により、将来の年金は増える見込みですが、今もらえる手取りは減ります。



人生百年時代。将来への備えも心配ですが、今をどう生きるか。
難しい問題ですね。