同施設について・・・
名古屋市から「モノづくり文化交流拠点構想」への参画要請を受けて、JR東海さんが所有する鉄道資産を集約・保管するほか、鉄道技術の継承や一般の方々への公開を行うことにより、鉄道への理解を深め、あわせて産業観光の推進や社会へ貢献することを目的に建設されたとの事。(鉄道ダイヤ情報4月号より抜粋)
1994年製造/日立製作所 全長27.150メートル 自重35.3トン
JR東海が製作した6両編成の試験電車。7年間にわたって600回程度の試験運転を実施して、1996年に鉄車軸方式では当時国内最速となる時速443キロを記録。その後の新幹線車輌開発へ多大な技術的貢献を果たした。
超電導リニア「MLX01-1」
1995年製造/三菱重工業 全長28メートル 自重30トン
車輌に搭載した超電導磁石とガイドウェイに設置したコイルとの間に生じる磁力で、車体を浮上させて走行する山梨実験線用の車輌。ダブルカスプ形と呼ばれる独特の先頭形状によって空気抵抗を軽減。2003年に鉄道による世界最高速度記録となる時速581キロを達成した。
こんな感じで展示されておりました。
1971年製造/汽車製造 全長25.15メートル 自重57.6トン
1964年10月の開業から東海道新幹線の歴史を築いてきた0系。全3216両が製作され、東海道新幹線では1999年まで、山陽新幹線では2008年まで活躍を続けた。独特の丸い流線型スタイルの先頭車両は、世界の高速鉄道の象徴ともいえるだろう。
100系123形式新幹線電車
1986年日立製作所製造 全長26.05メートル 自重49.0トン
0系の後継車輌として1985年から営業運転を開始。2階建て車輌が2両組み込まれた編成は、東海道・山陽新幹線に新風を吹き込んだ。1992年までに1056両が誕生。運転台のモニタ装置や客室内の電光掲示による案内など新機軸も満載の車輌だ。
300系323形式新幹線電車
1993年日本車輌製造 全長26.05メートル 自重40.7トン
「のぞみ」用として製作された300系電車の量産車。JR東海所属車だけでも960両が製作され、現在は「こだま」を中心に営業運転をつづけている。
歴代車輌・・・登場順に並べていました
1979年日立製作所製造 全長25.15メートル 自重59.0トン
営業列車と同じ速度で走行しながら、架線・信号・軌道の測定を行う。展示車輌は7両編成のうち東京方先頭車で、車内には測定機器のほかに座席も設置。2005年に700系をベースとした後継編成が登場して引退した。
では、また。