ご訪問頂き、ありがとうございます
双子が去年揃って結婚式を挙げ、
夫婦2人の生活になりました。
夫婦の唯一の共通の趣味は
息子と同世代のオリックスバッファローズを
応援すること
好きなドラマや映画、音楽、手
そしてコロナ禍で発症した
仙腸関節障害、腰痛、
頚椎ヘルニアのことなど
日々のあれこれを、
備忘録として綴っています。
お付き合い頂ければ嬉しいです❤️
こんばんは
少し前の同じ日に偶然
2人のブロ友さん、ブロガーさんが
この本のことをブログに書かれていて、
面白そうだったので、
即購入して読んでみました
「ゼロで死ぬ」
なかなか衝撃的なタイトルです
有名なイソップ童話の
アリとキリギリス
夏の間、アリはせっせと働き冬に備え
キリギリスは楽しく遊びました
冬が到来し、アリは生き延び
キリギリスには悲惨な現実が
待っていました
この童話が説くのは
来る冬に備えて一生懸命働いて
お金を貯めなさいということ
ではアリはいつ遊ぶのか?
それがこの本のテーマです
先週末、駐在時代の友達が東京から
神戸まで遊びに来てくれました
コロナ禍前にも一度、
大阪まで来てくれて
その時は4人で集まりました
その後私が一向に東京まで
出向かないので、痺れを切らした
彼女が会いに来てくれたんです
彼女は結婚と同時に駐在生活がスタートし
3カ国に暮らし、10年前に私と同時期に
帰国して、東京に素敵なお家を建てました
うちの夫と同い年、60歳の彼女のご主人は
今年いっぱいで退職し、これからは
好きな旅行とテニス三昧の生活を
送ると宣言したそうです
もうね、決めたら曲げない人だから
言っても仕方ないね
私も別に働く必要は全くないんだけど
2人で家に居るのも気づまりだから
まだしばらく働くよ
多分旦那も少ししたら
家に居ることに飽きるだろうから
その時はボランティアでもするんじゃない
と思ってるの
現在の日本は70代男性の4割が働いている
そうなので、60歳で完全リタイアと聞いて、
少しびっくりしましたが、お金に困らなくて
本人がそう決めたのなら、
それもアリなのかな
(奥さん的には大変そうだけど💧)
と前述の本を読んだ後だったので、
そう思いました。
うちの夫もそうですが、異国で働く
ストレスって結構なものだったのだと
思います
私は鬼嫁なので、
65歳までは働いてね!って
お願いしていますが笑
人生で1番大切なのは
思い出を作ることだ
と、この本に書いてありました。
若いうちは借金をしてでも
旅行に行くべきとも
オランダ時代は色んな所に出かけました
オランダという国は、美味しいものが
本当に無くて、日々苦心して日本食を
作っていたので、イタリアやベルギーで
美味しい食事をするのも必要なことでした
アムステルダム?
あんな退屈な街に2年も居たの?
とか言うセリフが森遥子さんの小説に
ありましたが、私8年も居ましたからね
私にとっては退屈な街では
全くありませんでしたが
とにかく食が味気ない国でした
(何回言う?)
その中で1番忘れられないのは
彼女のご家族と一緒に行った
北欧クルーズです
彼女が一緒に行こうよ、楽しいよ
と誘ってくれたのですが、
赴任前に2件目のマンションを
売ってしまい残債を返し、
数百万の売買手数料を払い、
すっからかんになっていた我が家にとって
クルーズはすごく贅沢な気がして
一瞬、躊躇しました
でもそれが私の人生で1番楽しい、
忘れられない旅行になりました
彼女もそう言います。
また夫婦で一緒に行こうよとも
きっとそれはそれで楽しいと思います
でもあの時子供達と8人で行った
あの夏の旅行には敵いません
そう思うと、思い切って行って良かった
今でも折に触れて、あの夏を思い出すのです
ドイツのキールン〜コペンハーゲン〜
ストックホルム〜エストニア〜
ロシア、サンクトペテルブルク
8日間の船の旅、
夜が明けると新しい街に着き
街並みを散歩、航海中は船上のプールに
入ったりダンスをしたり、
夜はショーを楽しみました
その頃子供達は中学生、
高校生になったら部活一色
大学生活もバイトとサークルで
ほとんど家に居ませんでした
そしてあっという間に結婚、
そう考えるとなんと貴重な幸せな
時間だったのかと思います
小心者の私はゼロで死ぬことは難しそう
子供達にも少しはお金を残したいし
夫に
60歳で仕事を辞めていいよ
とは、とてもとても言えないのですが、
これからはもっと思い出にお金を使って
行きたいなと思うのでした