今日は3月11日 
10年前のこの日、
私はオランダにいました。



ちょうど子供達の小学校の卒業式の日で
終わった後、お友達のお家で集まって
お茶をしていました。 
そこで、ついたままのテレビ、
CNNが流れていたはずなのに
いきなり日本語が耳に飛び込んできて
みんなテレビに向き直りました。



そこには信じられない光景が
映し出されていました。
なに、これ❗️ 
なに、これ❗️❗️
ママ達は口々に同じことを
叫んでいました




それから何日かして、
アヤックス スタジアムでは
震災のチャリティーのため
サッカーの試合が開催され、
巨大スクリーンには
何度も津波の映像が流れました。




オランダには地震がありません。
そして、ケチで知られるオランダ人ですが
たくさんの人達が寄付をしてくれました。
マンションの下の階の
「魔女」と呼ばれる怖いおばあさんも
翌日空港で会ったKLMのCAも
「あなたのママは大丈夫なの?」 
「あなたの家族は大丈夫なの?」
ととても心配して、涙を流して
ハグしてくれました。




私なら、行ったこともない遠い国の
想像もつかないような災害に
あんなに心配して寄り添うことは
出来るだろうかと、オランダの人達の
優しさを知った日々でした。




震災で愛する人たちを失った方達に 
どうぞ神様の慰めと癒しが
ありますように。