ユッピーです。

 

7月は性教育が目白押しです。

コロナ禍であっても、夏休み前に性教育や健康教育といった学校からの依頼はたくさん来る。

仕事をしながら、調整をしてお話しさせてもらう。

その中の中学2年生の感想文を少し抜粋してみたい。

 

「今回のお話を聞いて、命はとても大切なものだという事に改めて気づけました。

小学校低学年の時、僕にお母さんは『弟ができるよ』と言われた。今まで感じたことのないような驚きと喜びを感じたのを覚えています。

早い時期から母は入院して、僕はお見舞いに行くだびに病院の売店でジュースを買ってくれるのが楽しみだった。弟が生まれてくることをワクワクしていました。数か月後弟は『おぎゃあ』泣きそして死んでいったそうです。ー省略ー 今になって思えばそれは、新しい命が生まれるときと亡くなった時だったという事。小さな僕には衝撃的な出来事だったと思います。ー省略ー どんなに忙しくてもお仏壇に毎朝手を合わせる母や家族に感謝して、弟の分まで頑張ろうと思います。命のお話していただいてありがとうございました」

 

たくさんの生徒さん一人ひとりが、私の話を聞き自分の体験と重ね、命について考えてくれた。

嬉しさと、悲しみこんな経験を小学校低学年でしていた生徒さんがいたこと。そしてその経験を私に伝えるべく

感想文として書いてくれたこと。しっかり受け止めたいと思います。

 

助産師として命に向き合うからこそ話せる内容。どれだけ生徒さんたちの心に響くのか。私の経験を熱をもってつたえられるのか。

まだまだ精進していかないといけないと思います。

背筋がピンと伸びるような感想文に毎年出会います。だから性教育は大切で、やめられない。そう思うのです。

助産師として生徒さんたちの心に寄り添える。生徒さんたちが話してみたくなる大人となれるように頑張りたいなと。

本当に生徒さんたちから力をもらっています。

感謝‼