釜石の沿岸に住んでいたいとこが

救助されました。

仕事場で津波にのまれ

流されかけたのですが

先に避難していた同僚に

ロープを投げてもらい、間一髪のところで

引き上げてもらったそうです。

彼の奥さんも

いつもなら職場も保育園も

宮古の海の近くなのに

その日に限って

子供が熱を出し、仕事を休み実家にいたそうで。

他にも地震の後に車で逃げようとしたら

エンストでエンジンがかからず

乗り捨てて走って逃げて助かった親戚も。

そのまま車にのっていた人たちは目の前で

津波にのまれていったそうです。

奇跡の連続で助かった命。

家も財産も何もかも流されたけど

命があるだけでいいんだ。

生きていさえすれば、どうにだってなる。

やっとつながった電話の向こうで

泣きながら話していました。

実家の盛岡に避難するように車を出しても

みんな被災地でボランティアするって

動こうとしないんです。

『自分達は若いし、体力あるから大丈夫。』

『助けられた命だから、その分何かしなきゃ』

小学5年生のともちゃんも

トラックが無い為に運べない物資を

釜石湾から人力で運ぶお手伝いしている。

そのお兄ちゃんのユウとカズは

身体が大きくて、体力があるからって

自分たちの配給を子供やお年寄りにあげているのだそうだ。

まだ、中学2年生なのに。

命のリレーが

支援のリレーが

つながっている。



wataママから教わったブログ

世界中からの応援がたくさんつまっていた。

嬉しくて涙が出てきたけど

笑顔にもなれた。

すこしずつ

ずこしずつ