夜中にも余震ありましたね。

怖くて寝れませんでした。

今日は、鹿島台のお義母さんのところへ行く予定。

まず、病院にって

配給のおにぎりを食べて

顔洗って、歯を磨かせてもらった。


車で走っていくと

いたるところで地震の爪痕が。

道路に走る亀裂、通行止め

崩れた壁、割れたガラス

倒壊した家もあった。

遠くには、炎上中のコンビナートの黒い煙

怖くて震えが止まらない。

それに、信号が止まってるから

急に飛び出す人もいるし

自作の旗のようなものを振り回して

車を止めて横断する人もいて

すごく怖い。

鹿島台につくと

コンビニやスーパーが稼働している。

入ってみると、お飲み物や乾物、お菓子が残ってる。

パパと一緒に並んで

お茶、水、ドリンク類、インスタントのお味噌汁とか

買い込んだ。仙台では何も買えないから嬉しい。

お義母さんは、地震が来た時

ちょうど買い物からの帰りで玄関にいたので

すぐに避難できたみたい。

お隣さんに助けてもらい、お家で避難させてもらっていました。

すんごく元気でした。

『なんで来たの~大丈夫なのに』ってさ。

お家には、ミッキーとおなじくらいの赤ちゃんもいて

話し相手のあばちゃんのいるし

楽しいみたい。

安心した~。

余震も落ち着いてるから

いざ、実家の中へ。

玄関が歪んでて、扉が開けにくい。

もともと地震後のような散らかりっぷりのお家なんだけど

もっと凄くなってた。

といっても、片付けないで積み重ねておいていた物が

倒れちゃったって感じ。

突っ込みたい気持ちもあったけど

とりあえず、お片付け。

お義母さんに半分聞きながら

半分聞かずに、どんどん捨てちゃった(笑)

壊れてるもののだけど

それ以外に、持って置いてるプラ容器とか紙袋

ほこりかぶって忘れられてるのがたくさんあったし

ダンボール3個分、ごみ袋8個分のゴミ

たくさんほこりまみれになったので

途中からクシャミ止まらず…。

体中が埃に対してアレルギー

2時間くらいかな?

ミッキーおんぶしながら頑張った~。

テレビは倒れたまんまだけど

それ以外は、ほぼ元通り。

終わったら、いっきに疲れが…。

んで、今度はおばあちゃんの老人ホームへ。

そこで、カッチ~ンっていう出来事が。

ライフラインが途絶えている鹿島台

そこで20人近くの入居者を面倒みるのは

限界がある。職員も家に帰らず対応しているようで。

だから、この状況が続くようであれば

強制的に引き取らせますって言われた。

お願いしている身なので

ありがたいし、申し訳なく思ってる。

でも、

「職員が帰らないで面倒見てるのに~」とか

「こっちも余裕ない」とかって

けっこうな勢いでガ~っと言われ

うちのパパは引きつり顔。

それに、おばあちゃんに会いに来たって言ったら

「本当に顔を見るだけですからね」って言うし。


余裕が無くて、でも一生懸命お世話してくれてるので

すごく感謝してる。

でも、その言い方には悪意を感じるくらいで。

なんだか、やりきれない気持ちになりました。

こんなときだから、人の優しさが身にしみたり

逆に自分勝手さが目に見えてたり…。

パパの職場でも

震災の直後は病院に避難してきたけど

朝一で自宅に戻り

そのまま出勤してこない人もいて。

理由は、土日で休みだから…という。

こういうときって、土日とか関係ないと思うんだけど。

はぁ~。