先週に井上ひさしさんが亡くなられました。

ひょっこりひょうたん島の原作の方ですね。


釜石で働いていたり

仙台でも活動していたようで

仙台でも献花台が設けられていました。


本屋さんでも作品コーナーがありました。


以前からなんですが、うちの旦那様が

「井上ひさしの『吉里吉里人』っていう本読みたいんだよね~」

と本屋で欲しがっていました。


一関のあたりの吉里吉里という町が

独立国家宣言をするというお話です。


内容は、東北訛り満載の文章で

読み仮名がふってあります。


たぶん関東の方々には読みにくいかと思われます。


旦那様があまりにも読みたがるので

本屋巡りをしてみました。


そしたら~どこの本屋も売り切れ…。

ビックリしちゃった。井上ひさしって…・こんなにも人気があるんだ。

取り寄せとか言われたので

アマゾンで古本を注文しました。

定価1900円なんですが、中古本なので350円でした。


本日届いたので、お仕事から帰ってきた旦那様に報告。

「ネット注文したよ~」


本当に嬉しそうな旦那様。

でも…けっこうな厚さの本です。

かなりの細かい字で2段になっているし、5センチくらいの厚さです。


さっそく読み始めて旦那様。

途中から朗読を始めてしまいました。

東北出身じゃなければ絶対に解らない訛りを

これまた見事にスラスラと、笑いながら楽しそうに読んでします。


本を読むのが私の100倍くらい遅い旦那様。

それが『吉里吉里人』に関しては

ノンストップで読み続けています。

内容は、かなり飛んでいるので

あまり私好みではないんだけど、旦那様の朗読が面白いので

今、ブログを更新しながら聞き入っています。


本の裏側を見たら

発行日が昭和57年版でした。