伊勢の名物赤福もちを作られている会社、赤福さん。


月初めは赤福さんの朔日餅(ついたちもち)をいただくのが

毎月の楽しみですピンクハート




赤福っていうと思い浮かべるのは、コレですよね♪




しかし、毎月1日はコレとは違うもの「朔日餅」がつくられます!





朔日餅(ついたちもち)の由来

伊勢には、毎月一日に普段より早く起きて、神宮へお参りする

「朔日(ついたち)参り」というならわしが残っています。

無事に過ごせた一ヶ月を感謝し、

また新しい月の無事を願ってお祈りします。

この朔日参りのお客様をお迎えするために作り始めたのが「朔日餅」。

昭和53年に販売をスタートし、

元日を除く毎月朔日(ついたち)に限り販売しています。

季節ならではの餅菓子が作られています。




九月の朔日餅は

【萩の餅】

由来は…

みのりの秋。

収穫のよろこびを、古人はおはぎをつくって祝いました。

秋の七草の一つである萩は、草かんむりに秋と書きます。

古代から親しまれる草花です。

小豆のつぶつぶとしたつぶ餡の色や形を、

咲きほこる萩の花に見たてたのがおはぎの由来です。



塩味がきいた甘さおさえ目のおはぎです。







蓋は、

秋という字に秋草があしらわれています。






朔日餅を包むのは、

日本伝統のゆかしい美しさを備えた伊勢千代紙です。





種々の図柄を、和紙に木版で色刷りにするという千代紙の製法は、

京の宮中や江戸の大奥で始まりました。

やがて、木版ではなく伊勢型紙によって刷る方法が考案され、

友禅や小紋のうつくしい紋様を刷るまでになりました、

これが伊勢千代紙です。


赤福の朔日餅は、伊勢文化を継承した伊勢千代紙で包むのは、

お客様の千代のご繁栄を祈ってとのこと。



お餅だけでなく、毎月包装も変わり、丁寧な解説も同封されています。

その美しさに毎月うっとりしていますピンクハート



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