ムカつく商売の仕方。 1 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

この話はず〜っと書きたかった

私の愚痴です。

かれこれ4ヶ月くらい温めていた話。。

 

 

中東全般に言えることだが

彼らはケチだ。

 

アラブ=金持ち。

そんなイメージがどこからどうして生まれたのか・・

私にはさっぱりわからない。

 

アラブといえば

羽振りのいい金持ちを

皆想像する。

 

しかし、羽振りがいい金持ちの話など

ここに住んで以来

あまり聞いたことがない。

 

確かにダンボルギーニなんかの高い車を

乗り回してる若造は

よく見かけはする。

 

面子がきになるアラブは

見せ所はしっかり金を使うので

他人から見れば

「すげえ金持ち」と

思うのかもしれない。。

 

でも、ことビジネスに関して

いつも耳にするのは

ケチるために

「安物買いの銭失い」のケースが

ほとんど。。。

 

バーレーンも

UAEも

サウジも

カタールも

オマーンも・・・

みんな一緒。

 

ケチるために

賃金の安い外国人労働者を使おうとする。

 

家を立てるのに

安い外国人労働者を使い

日本だったら数ヶ月もしないでできるものが

ここでは1年も2年も完成しない。

 

高い賃金を払っても

正確に短時間にできる方と

安い賃金を払って

全く正確ではなく、長時間かかり

結局安かったはずの賃金は

最終的に期間が長くなったので

高くなり。。。

しかも思っていたものと

違うものができる。。

 

これぞ、

ザ中東のシステム。。

 

まさに安物買いの銭失い。

 

それに気づいているのに

決してやめようとしない。

 

それは

それでもカツカツ回るからだ。。

自分たちが何もしなくても。

 

だから「失敗する」「使い物にならない」とわかっていても

下々の仕事から

面倒な仕事

中間職まで

賃金の安い外国人労働者が占めている。

それで将来的に大損をすると言う計算はできない。

近未来の金をケチることには

ものすごく頭を使い

先々の利益までは頭が回ってない。。

そんな印象を強く受ける体験ばかり。

 

このような理由から、

中東のほとんどを動かしているのは

この賃金の安い外国人労働者たちなのだ。

 

利益を生むためではなく

経費を削減するために

彼らを雇う。

これに尽きる。

 

そして

ここでの外国人労働者のほとんどの国は

インド

パキスタン

バングラデッシュを占め

賃金があまり良くもないため

そこまでモチベーションもなく・・・

超適当なやる気のない彼らのやり方で

この国は回ってる・・・・。

 

したがって

中東では

いろんなことが

全く機能してない。

 

そして・・・

彼らはやる気がないだけあって

ビジネスセンスたるもの

全く理解不可能。

 

本当に金を稼ぐ気があるのか?

 

と思うほど

ものすごく杜撰。

いや、杜撰などではないな。

その時が良ければそれでいいと言う

な〜んにも考えてない商売。

 

安い外国人労働者を使うオマーン人も

な〜んにも考えてないし

使われる外国人労働者の方も

な〜んにも考えない&どうでもいいと思いながら

仕事してる。。

 

 

ある時の話。。。

私は指輪のサイズ直しに行った。

 

オマーンに来て以来

職人さんを見つけられていない。

理由は色々あるが

その話はまた・・・

 

職人さんを見つけられてないので

ジュエリー店に

外注しているのだ。

 

いつも、家の近くのモール内にある

宝石店でサイズ直しをやっていた。

そこにはフィリピン人男性の店員がいて

愛想がいい人だった。

 

先日、フィリピン人メイドのお金トラブルの話をして

フィリピン人とはメイドとしては関わらないといったが

それはメイドだけの話。

 

宝石を扱ってる我が家の中に招くメイドは

金に綺麗じゃないと困るという意味。

 

会社やお店などは別の話。

 

正直、インド人より

何倍もマシ。

その理由は。。

とりあえず一生懸命やるから。

それに

中間職・技術職はできる人が多い。

なので、信用に値する。

 

このジュエリーの店員も

私が初めてサイズ直しをお願いした時

親身になってくれた。

 

わざわざ職人さんに電話をし

いくらかかるか計算してくれて

私に教えてくれた。

 

私の目の前で。

 

若干高めではあった。

直接職人さんに頼むのではないので

それは仕方がない。

店の利益も上乗せなのは

理解できた。。

金額も許容範囲だし

信用できたので

この店で

なんどもお願いしてきた。

 

そして、ある時。。。

長いホリデーから帰ってきて。。

またサイズ直しに出かけると

そのフィリピン人男性はいなかった。

 

「あれ?」そう思いつつ

その場にいたインド人店員に

「サイズ直しをしたいんだけど」と

お願いすると

間髪入れずに

「ここではサイズ直しできない」と言い出した。

 

「はあ?」と私はブチ切れ。

「今までできてたのに

なんで急にできなくなったの?」というと

このインド人はしぶしぶ

ため息を吐きながら

どこかに電話・・・

 

電話し終わると

そして「指輪を見せて。」

となぜかものすごく横柄な態度。

 

仕方ないので見せると・・

 

「この石偽物でしょ?」と

第一声。

「金も本物じゃないし。

偽物はサイズ直しできない」とな。

 

「はああああ???」

と更にブチ切れの私。

 

何を根拠にそんなことを?

 

ルーペで内包物を確認したわけでもなく

金のテストをしたわけでもなく

くるっと見ただけで

勝手に判断。。。

 

私の指輪をそれっぽく見ているけど

宝石をきちんと見れない素人だと

すぐにわかる行動。。

 

まさに

知ったかぶり。

 

職人さんは金は手触り・重さ・色だけで

なんとなくわかる人が多いのは知ってる。

金メッキだと金の比重と異なるので

なんとなく重さが違うから

わかるらしいのだ。

 

私もなんとなく掴んできてはいる。。

 

でも、この男はそんな風には全く見えない。

 

「あのさ、何を根拠に

そんなこと言うわけ?

ホールマークみた?

そこまで言うなら金のテストしてみたら?

 

それに、この石は本物よ。

ちゃんと中を見なさいよ。

いくら知らない石だからって

内包物もみないで

偽物扱いなんて。

信じられない。」と私が切れる。。

 

このとき見せたのは

デマントイドガーネットと言って

ダイアモンドのようにキラキラ輝く

緑色のガーネット。。

中東ではあまり知られてない石なので、

知らないのは仕方がない。

でも、知らないからって

偽物はないだろ?

 

まあ、偽物に見えるほど

綺麗に光る石ではあったけども。

 

「この指輪はね

バーレーンで作ったの。

オマーンより金に関しては

厳しいところなのよ。

金が偽物なんてありえない。」

そう私が言うと

「あなたが作ったの?」

と更に怪しいと思ったらしく

「本物である証拠はどこにあるの?」と

これまた素人みたいなことを言い出す。

あんたさ〜

客じゃないんだから。

なんなのその物言いは。

曲がりなりにも

あなたは宝石店の店員でしょ?

自分で確かめなさいよ。

せめて金が本物かどうかの鑑別は

できるはずじゃあ?

 

正直

バーレーンのどのジュエリー店も

金の識別はきちんとしていた。

テスターを使う店もあったし

薬品を使う店もあった。

形式は違えど

皆金に対しては慎重だし

下手なことは言わなかった。

 

しかし。。

オマーンは・・

どうもそうではないらしい。。

ここまでレベルが低いとは。

疑うくせに知識はゼロ。

最悪のパターン。

 

私は何もかもが気に食わなかった。

頭にきたので

「もう、あなたのところには

サイズ直しは頼まない。

こんなに失礼な待遇は初めてよ。」

そう言って店を出た。

 

彼は私をフィリピン人と思ったのだろう。

金のために

偽の指輪をサイズ直しさせるとか??

いや、それでもおかしいだろ?

指輪を売るなら疑いもするだろうけども

ただのサイズ直し。。

偽物ならそもそも金のサイズ直しのやり方では

サイズ直しできないし。

何を疑うのやら。

頭がおかしいんじゃないかと本当に思った。

 

そしていっときして

それが意地悪であることに気づいた。

 

私がものすごく腹を立てて帰ってきたのをみて

外で待っていた夫が不思議がったので

あったことを全て話すと・・・

「そんなことなら

僕が話をつけてやろう」と

頼んでもないのに

その店に話をしに行く。。

 

私は「知るか!」と腹を立て

夫を置き去りにして

そのままモール内にあるスーパーに。。

 

すると数分後に夫は

「サイズ直ししてくれるって」と

にこやかに帰ってきた。

 

「はああ???」

さらに私はブチ切れ。

 

これ。

これが中東名物白人パワー。

おそるべし。

奴らは白人には腰が低い。

なので、私には断ったくせに

夫だとあっさり引き受けた。

 

夫の話によると

私は引き止めたんですけど

奥さんはすごく怒って帰ってしまわれて。。」と

言われたそうな。。

 

この野郎。。。

お前だよ!

お前のせいで怒ったんだ!

 

何が「帰ってしまった」だ!

お前が「サイズ直しできない」って

言ったんだよ💢

しかも、偽物扱いしよってからに。

誰のせいにしとんじゃボケ。

 

しかも

あれだけ渋ったくせに

本物かどうかの確認は

白人だったら即オッケー❤️

なのかよ??

あークソハラタツ💀

 

 

不覚にも私は心の中で

そう罵ってしまった。。

それほど悔しかった。

 

夫はこの店員を教育してきたそうな。

 

「この石はね。。

アフリカのナミビアで取れる

とても変わった石でね・・・

ダイアモンドのように光る

珍しいガーネットなんだよ。

ガーネットの王様なんて呼ばれてる石なんだ!

偽物なんかじゃないよ。

とても高い石だから

大事に扱ってね。」と・・・。

 

すると

店員は興味深そうに聞いていたと言う。。

 

はん!

腹たつわ。

この態度の差。

 

結局このときは

夫が渡したので

この店にサイズ直しをさせた・・・・。

 

しかし・・・

この後ものすごく後悔する事になる。。

 

数日後

サイズ直しを指定された期日に

取りに行った。。

 

すると・・

またあの店員がいた。。

虫唾が走るほどムカつくが

じっと耐え

サイズ直しができてるか

聞いてみた。。。。

 

サイズ直しはできていた。

 

しかし・・・サイズ直しの値段を聞いてびっくり。

なんと、

たかがサイズ直しで

1万円の請求。

もちろん、過去最高に

高い値段。。。

 

金を沢山の継ぎ足したなら

ありえなくもないけども

まあ、金を足しても

こんな金額はありえない。

しかも、今回はサイズを小さくしたのだ。

つまり金を削ったのだ。

だから尚更この金額は絶対にありえない。

 

また指輪の形が複雑なら・・・

サイズ直しは高くなることがあるが

これはものすごくシンプルな作り。

 

これ以上ないほどサイズ直ししやすい形。

 

私は職人さんをよく見てたので

サイズ直しの工程は知ってる。

どこをどう考えても

こんな金額は不当なのだ。

日本でさえありえない金額。

 

私は「なんでこんな金額なの?」と言うと

「これが普通です」と言うあの忌まわしい男。。

 

「いや、普通じゃないでしょ?」と私。

この男は前からそうだ。

私が何も知らないと思って

話をしている。

本当に知らないのはこの男だ。

 

「あのね。私は職人さん抱えてたから

こんな金額がありえないのは知ってるのよ。

それに、金はどこにやったの?

削った金。返す予定でしょ?」

そう言われてしぶしぶ金庫から削った分の金をだす。

 

「こんなの使わないでしょ?」と

いかにもなことを言うこの人に

「私はジュエリー作ってるの。

どんな小さな金でも溶かして使うわ。

あなたには関係ない。」そう言って

返してもらう。

 

「それより、この金額はおかしいわ。

前にここでやった時は

これよりずいぶん安かったのに

どうしてこんなことになったの?」と言うと

この男が

「あのフィリピン人の店員の金額が間違っていたんです。

あの人はあなたのせいで辞めさせられました。

あなたが払うべき金額の差額を払わせられてましたよ。」とな。。

 

「今はどこにいるの?」と

聞いた私に

「フィリピンに帰りました」と言うこのインド人店員。

 

つくづくこの男は嘘つきだ。

この男は私が何も知らないと

思っている。。

 

実はこの数日前

このフィリピン人男性に

同じ店の違う支店でたまたま会って挨拶を交わしたのだ。

知っててあえてこの男に聞いたのに

この男は平然と嘘を言う。。

 

 

それにあの金額は

私の前で職人さんと話して

出した金額。

これ以上の正確さはない。

 

この調子だと

私への請求金額も嘘で

きっと裏で山分けなんだろう。

 

本当に不愉快だ。

しかし、指輪を返してもらうためには

この条件を飲むことにした。

この男にこれ以上私のリングを触らせたくない。

 

店の請求書を出さずに

金を要求したこの男に

「請求書を頂戴。

それと領主書を切って」と

必要もないのに言う私。

 

領収書をきれば

店の記録に残る。

記録に残れば横取りはできない。

たかがサイズ直しで

大きな金額を請求したことを

賢い上司が見つけるはず。

まあ、賢い人がいればの話だけどもね。

いないだろうけど。

せめてもの復習。

 

私は指輪を受け取り

石を挿げ替えてないか

金を変えてないか

ルーペで確認し

すべて正常だったため

最後に

「もう、二度とここにはこないわ。」

 

そういって

この店を去った。。。

 

本当はもっと色々言いたかったけど

もう、付き合わないと決めた以上

文句言うのも疲れるから

捨て台詞で十分。。

 

この店は私が通るたびに

誰もいない。

閑古鳥が鳴いてる状態。

 

あんな接客じゃあ、客が来ないよ。

売り上げても

直接給料には関係ないから

きっと適当に接客して

客が逃げてるんだろう。。

 

もともとそんなにデザインがいいとか

石がいいとか

そう言うのもない

平凡などこにでもあるジュエリーショップ。

加えてあの接客。

きっと私を

「フィリピン人メイドが指輪を

サイズ直しに来た」と

思って私にあんな扱いにしたんだろう。

そして他のフィリピン人女性にも

同じように失礼な態度をとってるのだろう。

 

しかし・・・

そのフィリピン人の女性たちが

安いアクセサリー好きな白人女性より

21・18金の装飾品を好んで買うことなど

考えもしないビジネスセンスの全くない店員。

つまりフィリピン人の彼女たちの方が本当の客。。。

そのことを全く理解していないバカな労働者を雇ったおかげで

あの店は潰れるのは、もう目前。。

いや、オマーン撤退かな?

 

 

こんな感じでオマーンは

オイルの価格が落ちたせいで

景気が後退し

本人たちのやる気もこんな感じなので

バンバン店が撤退してる。。

 

彼らの商売は

その時さえ良ければ

それでよし。

 

後のことは全く考えない。

長期的利益よりも

短期的は利益。

だから客足は続かない。

 

しかも、相手を選び

自分より立場が弱そうな人には

意地悪・嘘は当たり前。

 

そう言うの何度見てきたことか。

 

相手を選ばず

一生懸命誠実に商売をやっていれば

またお客がやって来るなどと言う

そんな発想は全くない。。。

せっかくやってきたビジネスチャンスは

ぼったくってなんぼ。

 

まあ、この話はそれ以前の話なんだけども。。

 

ちなみに

今は他のいいお店見つけたので

サイズ直しは問題ないです。。

 

 

 

明日はインド人の仰天商売方法のお話。。

 

 

 

 

ジュエリー関係のお知らせです。。

 

急遽、妹がやってくることになりました。。

なので、29日まで

(サイズ直しの関係でこの日で締め切ります)

日本への送料無料キャンペーンを

したいと思います。。

 

発送は5月中旬になりますので

その点ご注意ですよ!

 

もし、よければ

サイトをのぞいてみてくださいね。。

 

goldsoukgems.com

 

以上

お知らせでした!