どっちの自覚? | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

ある日の昼下がり・・・

義父母たちと

子供達とで買い物に出かけたときのこと。

 

子供達が見知らぬ人に

声をかけられれた。

 

「どこの国から来たの?」と・・。

 

実は。。ここでは

アジア人と白人の掛け合わせの子供は

そんなにいない。。

つまり珍しいタイプの顔の作り。。

 

息子は夫系の顔をしているものの

知らない人から見ると

やはり国籍不明な顔。

娘はもっと混ざってる感じなので

気になる国籍不明具合。

 

加えて近くにいる

国籍不明な

日に焼けまくって

浅黒い東南アジア系の母親の私。

 

みんな思うことは

「何人よ?」

なわけ・・・。

 

中東にやってきてから

どこの国から来たのか・・

 

この質問は私たちにとって

日常茶飯事。

 

この質問にいつも子供達は

「日本人です!」と

きっぱり答える。

 

子供達がイギリス人を名乗らず

日本人を前面に出す理由は2つ。

 

国籍不明な母親の私が

いつも国籍を聞かれて

そう答えるのを聞いて

「マミーが日本人だから

僕たちは日本人」となってしまったことが1つ。

 

ちなみに夫は国籍をあまり聞かれない。

 

もう一つは

子供達は日本人であることを

自慢に思ってること・・。

 

海外に住んでいても子供達の周りには

日本から発信されるオモチャや漫画

美味しいものが溢れてる。

 

友達に日本人である事を

ちやほやされ続けた結果。。。

 

国籍を聞かれるたびに

日本人だと答えるようになったのだ。。

 

もちろん、親の私は

子供達がそう言うたびに

「イギリス人と日本人のハーフよ」と

訂正し続けてるのだが・・・

威張って「日本人」と答える姿勢は

そう変わらない。。

 

昔、日本人のお友達に

「JとA(子供達の名前)は日本人じゃあないね。

見た目が違う。」と

言われてショックを受けるほど

真剣に日本人でありたいと思ってる様子。

 

日本人の親として

そう思ってくれてるのはありがたい。

 

しかし、

義父母の前でこれを言うのは

義父母の機嫌を一気に損ねる。

 

子供達が日本人だと答え

私が訂正しようとしたそのとき

間髪入れずに

「イギリス人です」と

訂正する大人気ない義母。。。失笑

 

イギリス人の祖父母の前で

堂々と「日本人」を自慢げに言う子供達に

「あなたたちはイギリス人でしょ?」

と、押さえつけるように訂正し

何もいえないような雰囲気を作る

これぞ

元祖・義母テク。。。

 

こういう場面は

実は何度もあってる。。

 

何度もこんな感じなのに

私はこの光景を見ていて

固まってしまった。。

 

日本人だと言ってしまった子供達も

いつものように固まっている。。

 

まあね、義父母の気持ちも

わからんこともないけども。。

 

でもね、、

イギリスに住んでない子供達に

夫はイギリスのことをあまり話してない。

本人がイギリスのことあまり好きじゃあないしね。

つまりは

イギリスのアピール不足なのよ。

 

私の知ってるイギリスのことなんて

たかが知れてるから

そんなに教えてあげれない。

私もそんなに好きでもないしね。

 

加えて

私が頑張って

わかりやすいイギリスの魅力を教えようとして

ロンドンに連れて行こうとすると

通り道なのに

お金かかるだのなんだの言われて

義父母に阻止される。。

 

「そんなところ行かなくても

私たちともう少しいればいい」と・・・・。

 

さらに・・・

自分の思い通りに

イギリスに連れて帰っても

イギリスの食べ物を食べさせたり

イギリスのものを感じさせたり

紹介したりしようとせず。。。

 

イギリスのど田舎にある家に缶詰か

食べ物に関しては

私が料理するので

中東にいる時となんら変わりなく。。

 

いつも

何しに帰ったんだったっけ?

 

と思うことばかり。。

 

だから

常にイギリスにいない子供達にとって

イギリスの国自体

ぼんやりしていて

イギリス人であることに

あまりピンと来てない様子。

 

しかし英語は第一言語として使わせてるし

教育も不本意ながらイギリスに合わせてる。

一方

私の子供達の日本語は

ものすごーくカタコトだ。。

 

日本に帰れば

日本語のボキャブラリーは多少復活するが

それでもバイリンガルには程遠い。

 

以前、母親の私が

義父母に

そして学校に

「英語を話せない子供達」として

散々言われたのがショックで

日本語を捨てさせて

英語一本に絞った

間違った方針をとったため

このような事態になった。。

 

今思えば

「糞食らえ」

と思って無視すればよかったんだ。

 

だけど、できなかった

自分の弱さ。。

 

だから、私は日本人の心の部分は

教え続けてきた。

 

「日本に帰ったら

そんな考えでは通用しない」

 

「日本人としての振る舞いはこう・・・」

 

日本では。。

そんな内容で話をいつもする。

 

いつ日本に帰ってもいいように。

 

だから子供達にも

その考え方が染み付いてる。

 

日本に帰っても

言葉は通じなくとも

心は通じるように。

 

日本に帰れば

ばあちゃんの母は

「日本はいいところ」アピールを繰り返す。

 

母もまた

いつ帰ってきてもいいように。。。

帰ってくることを楽しみにしてくれるように

その努力を惜しまない。

 

義父母からしたら

そんな努力する必要性を

感じないかも知れない。

 

確かに、その国に住んでいるのなら

努力せずとも

常に学ぶことができるので

自然体でいいのかも知れない。

 

しかし、たまにしか帰国できない上に

その国に住んでいないとなると・・・

積極的に教えていかないと

その国の人にとって当たり前のことでさえ

理解できるはずもないのだ。

きっと想像すらできない。

 

だから教えていく必要がある。

 

私はあくまで日本担当だ。

日本人として

できることをするまで。

 

イギリス担当は夫と義父母。

彼らがイギリス人として

イギリスという国を教えなけれいけない。

しかし、義父母は

イギリス人から生まれたんだから

自然にイギリスを理解するはずだと

期待している。

 

きっと義父母は私が子供達に

日本人であると言わせてると思ってるだろう。

でも実際には

私は訂正してる側。

 

今のままいけば

子供達の間に

イギリス人の自覚は芽生えないだろう。

 

将来的に

イギリスに帰る方が

大学などの最終学歴のためを考えると

子供達にとってはいいのかも知れない。

子供のこと考えなくて良ければ

本音は、「イギリスより日本に帰りたい」

なのですけどね。失笑

 

日本の学校がダメとか

そういう理由ではなく

世界のスケールで

就職先を考えると・・・

「イギリスの大学卒」と

「日本の大学卒」は

圧倒的な就職できる先の数の差がある。

 

勿論、イギリスの大学の方が

就職には強い。

 

日本人としてイギリス人に劣ってるところなど

どこにもないと思うので

本当に理不尽さを感じるが

これが現実だ。

 

イギリスは流石に

歴史から見ても

全世界を相手に侵略を繰り返し

植民地を広げてきただけある。

 

どの国でも「イギリス人である」ことと

「イギリスの大学を出てる」ということは

と〜っても有効。

ムカつくけどね。

 

親としては

子供には有利な方を使って欲しい。。

だから親として

子供達にイギリス人であることも

自覚してほしいのだ。

 

そのためには

義父母や夫に

もっとイギリスを子供達に

アピールして欲しいのだ。

 

そのことを何度も説明するんだけど

なぜか自然にイギリス人になることを期待してるよう。。

イギリスでしか子育てしてないから

あまりピンとこないんだろうけどね。。

 

まあ、私もちょこちょこ私の知ってる

とても小さい範囲のイギリスを教えてはいるんだけどね。

日本人の私の言葉に説得力はないはな。。。失笑

 

今はまだ日本人としての自覚が強い子供達。。

この先どうなることやら・・・。

 

今回も・・・

国籍を聞かれるたびに

子供を遮って

「イギリス人」だと

必死で答えている義父母を見て

 

「訂正したいなら

そこじゃないんだけどね。。」と

 

思ってしてしまった

私なのであります。。

 

 

 

 

 

 

 

 

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