逃亡。 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

義父母がいる間

我が家にはメイドちゃんが

掃除に来ていた。

 

我が家のメイドちゃんは

スリランカ人。

 

バーレーンにいた時に

来てくれていたメイドちゃんと

同じスリランカ人だから

雇ったのだが。。。

 

まあ、可もなく不可もなく・・

な感じで

仕事をしてくれる。

 

前の人ほど仕事は丁寧ではないが

言われたことは

とりあえずやってくれる。

 

噂好きで。。

聞いてもないのに

ご近所の情報を私にはなす。

 

まあ、暇なときは聞いてあげてるけども

正直、あまり好感は持てない。

しかし、たまに役立つことを言うので

好きなようにはさせている。

 

我が家に来てくれているメイドちゃんは

まだマシな方で。。。

やはりメイドちゃん問題は

どこも深刻なよう。

 

我が家のお向かいのメイドちゃんは

フィリピン人。

 

彼女は問題児だ。

 

最初に彼女を問題児だと

自分で認識したのは

引っ越して来てすぐのこと。

 

お向かいさんの子供達が

家に遊びに来てた時のこと。

 

子供達は私が自分で招き入れたので、

問題ないのだが

このお向かいのメイドは

招き入れた記憶はない。

 

なのに。。。

私が子供達の様子を見に2階へ行って

1回のキッチンへ戻ると

その女はいた。

 

普通、人の家に入るときは

ノックしたり

声をかけたりして

中の人が招き入れたら入る。

 

しかし、この人は

招いてもないのに

勝手にキッチンに入って

我が家の食卓でくつろいでいた。

 

それだけでも

変だと思ったのだが

その先がまだある。

 

私はこの人に声をかけ

子供達は2階で遊んでるから

大丈夫だと伝えた。

 

つまりは

出て行け

と言ったつもりだったのだが

なかなか出ていかない。

 

彼女の仕事は家を綺麗にすることと

子供達の面倒を見ることだったようだが

見るからに家事は終わってないのに

我が家に居座り続けようとする。

 

さらに

子供達の様子を見に

また2階へ行くと

勝手に私の寝室に入っていた。。

 

物色してるのか?

 

そう思わざる得ない。

 

不審に思い

「この部屋は

私の仕事場だから

色々あって

ここには入らないで欲しいの。。

(=出て行けの意味)」

と外に出そうとするも

「私の仕事」と言う所に

ものすごく興味を持ったようで

根掘り葉掘り聞く。

 

私がジュエリーを作るのに

金や色石・ダイアモンドを扱っていることを

机を見て理解したこの女性は

さらに興味津々。。。

 

私は触らせないように

「作りたいものがあったら

作ってあげれるけど

金だから結構値段がするから。

いるときは相談に乗る。」

と釘を刺し

さっさと部屋の外に出した。

 

この日を境に

私はこの人を

警戒するようになった。

 

あんなに気配なく

人に家に入る人は

相当おかしい。

 

我が家には高価なものが沢山有る。

宝石・金・ダイアモンド

全て我が家で保管してるので

誰かにこれを見られるのは

嫌なのだ。

 

私がメイドちゃんを雇うときに

国籍を気にするのも(フィリピン人は避ける)

差別とかではなく

金銭トラブルの確率が多い国出身のメイドちゃんは

どんなに良い人ても雇えない。

 

関わりたくないと言うのが本音。

 

それに、彼女の行動は

ちょっと疑わしかった。。

 

このコンパウンドには

監視カメラが玄関の表と裏にあり

全て録画されてるのだが

その位置を確認したり

「本当に録画されてるのか?」と言う

怪しいチェックを庭師にしてみたりと

不審な行動が続く彼女。

 

我が家のメイドちゃんではないのに

近所にいると言うだけで

彼女の存在自体が

ものすごく不安要素になっていった。

 

そして、義父母がいるとき

また彼女は勝手に我が家の台所に入って来た。

何も言わず

振り返ったら

後ろにいるはずのない人がいる

この恐怖。

 

ビックリした。

私は一言言ってやろうと思ったが

彼女の手には

揚げパン?の方なものがあり

「(お向かいさん)マダムから

お義母さんのために作ったので

届けるように言われたので。。」

と言っていた。

義母は彼女が勝手に入って来たことは知らず。。。

喜んでいたので

状況的に怒るに怒れず。。

礼を言いそのまま外に出した。

しかし、私はものすごく冷たい態度をとった。

 

だから、この時の私の態度は

きっと伝わったと思われる。

 

この日から彼女は

家の中に勝手に入ることは

なくなった。

 

とはいえ、不信感は常にあり

彼女がお向かいにいたのも

この家を出たかった

一つの理由でも有る。

 

さらに数ヶ月後。。。

彼女はまた問題を起こす。

 

彼女は庭師に水まき用のホースを

半分に切るようにお願いする。

 

そして、お願いされた通り

庭師はホースを切った。

 

しかし・・・

これがお向かいの奥さんの意思とは

全く違ったようで・・・

勝手に切られたホースの弁償を

この庭師に求めたらしい。。

 

庭師は言われたから切っただけなのだが

お向かいの奥さんは

迷わず庭師に弁償請求。。

 

どうやら

このメイドが嘘をついたよう。

 

 

メイドは奥さんにホースのことを聞かれたとき

怖くなり庭師が勝手に切ったと説明。

 

これを聞いた奥さんが激怒。

と言う構図らしい。。

 

うちの庭師は

今までの庭師の中で

一番信用できるインド人。

 

家の中に入るときも

電話で呼んできてもらったから

家の中に入っていいのに

律儀にノックはするし

「入っていいよ。」と言われるまで必ず待つ。

 

約束も守るし

言われたことをきちんとこなす。

 

彼が勝手に許可なく誰かのものを切るなど

有るわけがない。

 

そんなの一緒にいたら

すぐに分かるはずなのに

お向かいさんの奥さんは

メイドに乗せられて

この庭師を責めた・・・。

 

庭師はちゃんと説明したのだが

メイドは嘘をつき通し。。

結局庭師が弁償することに。。

 

庭師は6000円もするホースを

買いお向かいさんに渡す。。

 

お向かいさんの奥さんは

オマーン人。。。

わざわざ収入の少ない庭師に

切ってもないホース買わせるなんて・・

と思ったが

どうやら

お向かいの奥さんも

誰の仕業か

知っていた様子。。

 

つまり、このメイドに正直に話して欲しくて

庭師を責めたのだが

それでも嘘をつきとうしたので

ちょっとがっかりした・・・

と言うことを言いながら

庭師にホース代を手渡したそうな。。

 

習慣になってる嘘つきにこの方法が

通用すると思ってるところが

賢いとは思えないけども

無駄に庭師の名誉を傷つけるやり方には

私は賛同できないな。。。

 

結局自分で買うつもりなら

直接注意すればいいものを。。

 

とにかくこのメイド

嘘が多くて

この後も度々問題を起こす。

 

1番の問題は無免許運転。

 

無免許運転で捕まった場合

やった本人は罰金のみだが

スポンサーは下手したら刑務所行き。

 

そのことをわかってるのか

わかってないのか

無免許で運転しては

迷惑な場所に駐車する。

 

お向かいさんは再三注意したらしいのだが

どうも言うことを聞かなかった様子。

 

そんな中

つい最近

このメイドの里帰りの時期になった。

 

中東でメイドちゃんをフルで雇う場合

有る一定期間

帰省させる義務がある。

その際の飛行機代は雇い主もち。

 

彼女は朝6時から夜6時まで働いていたので

フルで雇われていたため

お向かいさんがチケットを買って

里帰りさせたらしい。。

 

その際に

15万円ほど貸して欲しいと言われ

前借りもさせ

帰省させたらしい・・・。

 

しかし。。。

帰る予定が過ぎても

帰ってこない・・・。

 

どうも、逃げたらしい。。

しかも、お金は返せないと言われたそうな。

 

まあ、勤務体制も問題ありだし

激務だったのは

子供達のやんちゃ具合から

想像はつく。

 

多少の同情の余地は

なくもないが・・

それでも、やっぱり金銭問題で

幕引きなフィリピン人メイドに

がっかり。。。

 

実は、中東ではよく有る

逃亡。。

過酷な労働条件の人たちが

一旦帰省すると

そのまま帰ってこないと言うことが

結構な確率で有る。。

 

だから、彼女が帰ってこないことも

決して特別なケースではないと言える。

 

お向かいさんも

こう言う事情は知ってただろうに・・・。

それに

今までの態度や経緯から

あまり信用がない人なのは

わかっていたはずなのに

お金を前借りさせたのも

まあ、自業自得といえば

そうなのかも。。。

 

 

バカンスに行ってる間に

フィリピン人メイドに

家財一式持ち逃げされた

金品を盗まれた

この類の話を聞くのは

今回で何度目だろう。。

 

人種差別はしたくはないけども

やはり、宝石を扱っている以上

この類の確率は

少しでも減らしたい。。

 

だから、次の家のメイドちゃんも

残念だけどフィリピン人は

避けようと思う。。。

 

いや、今回はメイドちゃん雇わなくて

お掃除ロボットでも買おうかしら。。。笑