卑猥な表現はXXX | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

こんにちは。。

暑さもここまでくれば異常。。

 

外の空気が尋常じゃないくらい

暑くなってきました。。

 

昨日はちょっと良かったけれど

数日前はこの暑さに湿度も加わり

息もできない感じでしたよ。涙

 

熱風付きの加湿器にいるような

そんな気分なオマーンでございます。。

 

さて、こんなオマーンでの

日常を今日はお届け。。。

 

アラブといえば・・・

卑猥な表現に

ものすごく厳しい国。。

 

サウジでも

バーレーンでもそうだった。

 

映画を観に行けば

卑猥なシーンは全てカット。

 

007などの

ボンドガールが絡むHなシーンが

全ての鍵となる映画は

観終わった後に

もやもや感が残る。

 

「一体、何の会話が

ベットシーンであったんだ?」と・・・。

 

カットされてるもんだから

想像によるものでしか

ストーリを予測できない。。

 

性描写や性的な内容を含む表現に対して

ものすごく気を使っているアラブ諸国。。

 

これは、イスラムの教えによるものなのだろうけれど

表現の自由などと言う立場からは

程遠い対応ではある。

 

まあ、これがいいかどうかは別にして

映画やドラマを見てる時に子供達の目や耳を

塞ぐ必要がないのは

ありがたいといえば

ありがたい。。。

 

確かに、最近の表現方法は

ものすごくあからさまで

卑猥になりつつある。。

 

オープンすぎて

時々目を覆ってしまう。。

 

とはいえ、

こう言うものに慣れてしまっている私からすると

やはりアラブの国の

この対応は異様と言うか面白く感じる。

 

先日、車の中でラジオを聞いていた。。

 

その時流れた曲が。。。

Dua Lipaの「IDGAF」

「IDGAF」は「I don't give a fuck」と言う意味の略。。

 

まあ、歌詞の内容はともあれ

この言葉、イギリス人の夫もよく使うあまり好ましくない

綺麗とは言い難い表現。

 

まあ、意味は平たく言うと

「関係ねえ・どうでもいい・知るかボケ」みたいな感じでしょうか。。。

半分以上罵ってる状態です。爆

 

 

そして、字を見てわかるように

「FUCK」の言葉が使われている。

 

これ、アラブ社会ではタブーな文字。

まあ、イギリス・特にイギリス人の若い層では

「FUCK」を挟まない表現の方が

少ない気もするけども。。

 

話を戻すと・・・

この歌はこの「FUCK」を連発する曲。。

 

タイトルになってるくらいだから

サビの部分で使われてるのだ。

I don't give a fuckと。。。

 

だから、この曲は当然

アラブの国では避けられるべき曲なのだが。。

そうも

オマーンのラジオ的には

この曲は悪くなかったらしく

放送可のよう。。

しかし

やはりこの「FUCK」はいけなかった様子。。

 

まあ、外国人の私から言わせると

そんなにきになるなら

曲を流さなければいいと思うのだけれども

そこはちょっと違う様子。

 

曲は流したい。。

しかし

この言葉は避けたい。。

 

そこでオマーンのラジオ局は

高度な技術を使い

この「FUCK」の箇所だけ

聞こえない修正をする。。。

 

曲は流れていて

声だけ消えているので

不自然といえば

そうでないような

不自然なような

微妙な仕上がり。。

 

しかし、高い技術。。

 

なので、曲を聴いていて

サビの部分になると

「I don't give a   。。。〜♪ 」

と、この「FUCK」の部分だけが聞こえない。

 

 

アラブの卑猥な表現を避ける技術も

ここまでくれば大したもの。

 

そこまでして

この曲を流す執念にも脱帽。

 

アラブの国は

色々と不便だが

彼らなりに

世界の最新情報に追いつくべく

苦労と手間をかけている。。

 

中東暮らしももう7年目。。

 

まだまだ

アラブに驚かされる毎日だ。。