新メイドちゃんの癖 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

オマーン。。暑いっす。

半端ない。。

サイクロンが通り過ぎた後

なんだかさらに暑くなった気がする。。

 

ううう。

日本は梅雨入りしたんですよね。。

雨か・・・

懐かしいな。。

 

シトシト降る雨は

嫌いじゃないんですけどね。。

 

雨の音

雨の匂い。

 

葉っぱに雨が落ちる音。

傘に雨が落ちる音。

土やアスファルトの濡れる匂い。

 

ああ〜懐かしい。

 

ジメジメするのは嫌だけれど

時々雨が恋しくなります。。

 

さて、本題。

 

この話はメイドちゃんの話。。

 

オマーンにやってきて

メイドちゃんを雇った。

 

前にも話したけれど

私がメイドちゃんを雇う理由は

1家が大きい

2私のモチベーションが保てる

 

この2つだ。

 

日本の家に比べて大きな家。

4LDKに大きなバルコニーがついており

なおかつ、全部屋バスルームつき。

もちろん、1つ1つの部屋は15畳以上はある大きさ。

バスルームでさえ4畳はある。

 

今回は3階建てなので

掃除は思いの外大変。。

週に3階きてもらっている。

 

私の場合、メイドちゃんにはあまり期待していない。

全部をやってもらおうなどという期待はなく

自分がやりたくない

面倒なところなどを

やってもらう

そんな感覚で雇っている。

 

メイドちゃんを雇っている3時間で

できることは限られている。

この3時間で彼女にやってもらえることを

あらかじめ決めておいて

それ以外は私が先にやっておく・・・

という方法。。

 

 

だから、完全に任せてるわけでもない。

まあ、仕事は半々で

気分的には手伝ってもらってる感覚。

 

手伝ってもらっても

家の中を綺麗にするのに

3時間はかかるという。。。

 

一人でやったら

単純計算で6時間。。

6時間も掃除したら

買い物さえ難しい。。

お迎えだってある。

何もできないまま

1日が終わってしまう・・

つまり

家にとらわれの身となってしまうというわけ。

 

前にバーレーンで

雇っていたメイドちゃんは

それはそれはよかった。。

 

何がよかったって

「掃除が上手」とかではなく

一緒にいても

苦にならない人だった。。

 

掃除に関しては

言ったことしかせず。

自分で先回りして

何かをするというようなことは

一切ない。

 

しかし、それは裏を返せば

余計なことはせず。。

余計なものにも触らない。

これがどんなによかったか。。

私の場合、宝石を扱っているため

この余計なことをされると困るのだ。

 

だから、言ったことしかいないのは

ものすごくありがたいことだった。

 

彼女が忘れたことは

私がすればいい。。

 

そう思っているから

腹も立たない。

 

あくまで彼女たちの仕事は私の補助なのだ。

 

だから、私の邪魔になることは

どんなに綺麗になろうとも

あまり「ありがたい」とは言えない。

 

他の人の話を聞くと。。

メイドちゃんにも色々いるらしい。

 

雇い主が旅行の間

勝手に模様替えをされたとか

置いている物の位置が勝手に変わった。とか・・・

 

本人たちは気を利かしたつもりだろうが

その家にはその家の理由があって

そこにものがあるわけで・・

勝手に触られるのは気分がいいとは言えない。

私の場合、特にこういうのが一番困る。

 

オマーンでメイドちゃんを雇う時

この話をした。。

勝手に物を動かしたり

机の上に放置してある書類などは

私が触るから

他をやってほしい。

物は動かさないでほしい。

 

また、私が宝石を扱っていることも

きちんと話した。

宝石を扱っているから

特に机の上に置いて有る物を触ったり

動かさないようにと。。

 

今回のメイドちゃんも前回同様

スリランカ人。。

彼女には前に雇っていた人よりも

随分年齢が上。。

 

彼女はお隣の家のクリーナーをやっており

そこでたまたま彼女がスリランカ人だということを知り

雇う決心をした。。

 

その彼女に

我が家のルールを説明し

彼女もわかった様子。。

 

掃除は。。。

正直上手ではない。

前の人よりも雑だ。

でも、私がカバーできる範囲なので

ちょこちょこ指導しながらやってる。。

 

しかしながら

ベテランなので、そこそこにプライドがあり

若干扱いにくい感じはある。

 

前のメイドちゃんは

私と同じが年下だった。

物静かで何を言ってもニコニコ。。

何より、日本人の家庭で

メイドちゃんをやった経験が多いからなのか

ほとんど言わなくてもいいレベルだった。

 

今回のメイドちゃんは

日本人は初めて。

イギリスなどの外国人の家庭の経験が殆ど。

 

なので、掃除の仕方が若干違う。

 

だから、面倒だが

少しずつ私が気になるところを

言っていくしかない。。

 

 

しかし、彼女の問題は

そこではない。。

 

彼女の問題は

おしゃべり好きなこと。。

 

1話しかけたら

10くらい返って来る。汗

 

そこまで注意するレベルではない(ギリギリのレベル)

本人は私と仲良くしたくて

話してるのだろう。。。という感じ。

 

まあ、掃除という、単調な仕事だから

話せると

ちょっと嬉しいのかもしれないが。。

 

しかし。。

私は、自分が何かをしているときに

話しかけられるのは

あまり好きではない。

 

そのことに集中できないのは

嫌なのだ。

 

だが、近頃は仲良くなったと

思ったのか、やたら話しかけて来る。

 

その内容が。。

ご近所の問題。。

 

よそ様の家庭の問題を

ベラベラと話す。。

 

これ、私はあまり好きではない。

 

人の家の犬の毛があちこちにあって

汚いとか全く気にならない。

 

またいつかは他の家で

どんなにいい待遇をされてるかを話され。。

なんだか、私にもそういう待遇を望んでるかのような

そんな内容にも取れる話をし始める。。

 

他人の家が汚れてることに関して

全く気にならないし

彼女をそんな特別待遇にするほどの仲でもない・・

それは私がしたいという意思があるならともかく

彼女から聞かされるような内容でもない。

 

こんな話を聞きたいとも思わない。。。

 

そして、その話をしている間

彼女の手は止まる。。

 

結局、話すもんだから

20分くらい時間をオーバーしないと

3時間のタスクが終わらないのだ。

 

先月、20分くらいオーバーした日数が

10日以上になった。

 

一応、彼女には

「3時間経ったから

上がっていい。」と話すのだが。

 

彼女は

「大丈夫です、最後までします」と

20分ほどの超過時間を使って

全てを済ます。。。

 

私は、この20分は「好意」なのだと捉えていた。

自分が勝手に話して

20分超過したんだから

当たり前っちゃあ

当たり前なのだが。。

 

しかし、これが行為ではないことに

最初の給料で気づいた。

 

お給料を渡しいっときして

このメイドちゃんが

「いつも余計に働いてるんですが・・」

と、超過分のお給料を請求してきた。。

 

ああ、アレは好意ではなかったのっだな。。

 

そう思った私は

素直にその超過分の不足分を払った。

なにせ、立場の弱い人達だ。

少しでも働いた分を返して欲しいと思うのは

仕方ないのかもしれない。

 

しかし、もし、この超過ぶんを

これから先も払うことになるのなら

世間話や無駄話はして欲しくない。

 

何より

たいして聞きたい話でもない。

 

特に

「3時間」以上働いて欲しいと思っていない。

 

なぜなら、彼女はあくまで私の助っ人で

足らない分は私がやるからだ。

実は彼女がやるより

私がやったほうが早いのだ。

 

しかも彼女は20分多めに掃除する日と

3時間前後で帰る日があるのだから

計算も面倒。

 

私は超過分を渡す時

「前にも話したんだけどね。

3時間で終わるような

掃除の仕方をして欲しいの。

私は専業主婦だから

あなたができなかったところは

私ができるから。。

あくまで3時間、

私が絶対こことここはやって欲しい

というところは必ず終わらせる。

 

時間に余裕があったら

そのほかをやってもらうけど

その時間配分をきちんとして欲しい。」

とお願いした。。

 

実は。。

夫もこのメイドちゃんに関して

かなり不信感を持っていた。。

 

私が日本に行っていない間

夫にも世間話をしたようで。。。

その内容が

「娘が病院にいて・・」と

お金がいることをアピールされたそうな。

 

働いてもらって

まだこの時は1ヶ月。

 

そんな人から聞かされる内容ではない。

 

また、いつものように隣の家の惨状を

なぜか夫にも話したそうな。。

 

お金が欲しいとも取れるアピール

そして

人様の家のプライバシーな内容。

このことに

夫はものすごく不信感を持ってしまい

解雇すればいいのでは?

 

と言い出した。。。

 

 

私も一瞬だけ

解雇しようかと思った。。

 

しかし。。

お金がいるのなら

働き口がなくなるのは困るはず。

 

それに、今やめたら

また探さないといけない。。

 

どれも、話せば改善する内容。

まずは、話す隙を与えないほど

仕事をさせないといけない。。

 

夫には

「もうちょっとチャンスをあげよう。

悪い人ではないし

お金が必要なのも確かだろうし。

 

彼女にはおいおい

クリーナーを続けたいなら

他人の家のことを

ベラベラと話すのは厳禁なんだということを

話そうと思う。。

 

だから、もうちょっと待ってあげてほしい。」

そうお願いした。。

 

 

3時間で終わらせる。

 

この話をしてからは

彼女に話す余裕はなくなった。

 

いや、私が無視をしている状態。

話しかける隙を与えず

話せない雰囲気を作った。

 

目の前でガツンというのも手だが

彼女の場合、若干賢い部分があるので

雰囲気で分からせる。

 

まずはこの方法で行こうと思う。。

 

そして、これでもダメなら

その都度言って聞かせよう。。

 

掃除に来てもらう。。

 

これがプロとして

仕事だけに徹してくれるのなら

それが一番ありがたいが

メイドちゃんやクリーナーをする

外国人労働者には

そんな感覚はなく

あくまで家庭の中の一部としての

接し方をする。

 

それは人間味があることでいいことなのだろうが

時にそれが惰性を生む。

 

この線引きが

ちょっと難しい。。

 

最近は無駄話がなくなって来て

私の中にあった不信感も

だんだんと減って行った。。

 

前の人が

相性が良かっただけに

今回の人は一癖あって

一筋縄では行かなさそうだ。

 

前のメイドちゃんはただのラッキー。。

今回の人の方が

普通なのかもしれない。。

 

彼女を解雇して

会う人を探し続けるのも手だが

とりあえず今回は

彼女と向き合って

私たちがどういう考えなのかを

知ってもらう努力をいっときしてみようと思う。