2015年引っ越し 無慈悲な私 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

本日2回目の投稿~!
しかも書き終えました。
怒濤の最終話
ヒロの意地悪さ全開ですよ~!爆






お金を先に払って
やる気を起こさせる作戦。
何で私はこんなことを
しないといけないのか?

そう思いつつも
引っ越しの準備を
毎日忙しくやっていた。

私はペンキ以外にやらないといけない事が沢山ある。
これだけにかまっていられない。
だから、約束してお金を払えば
当然あてにする。。。

そして、当てにした。

私は他の準備を整え
最終調整に入りつつあった。

そして約束の引っ越し前日。。。
私は引っ越しの準備は終えていたので
後はこの新しい家の準備のみ。

子供達を学校に迎えにいき
最後の日で長期戦になりそうなので
子供達の食べ物
ペンキ塗りメンバーの飲み物と食べ物を
用意し
彼らが来るのを待ちつつ
掃除をしていた。

しかし・・・約束の時間になっても来ない。
仕方ない少しずつ自分たちで始めるか。。。
夫も丁度合流したので
ペンキ塗りを開始。
何度も門番に電話をするも
「もうすぐ来るノープロブレム」だと言う。
夜の8時を過ぎた頃
私は門番に電話すると
「今日は来れない。」と
いきなり言われる。

私は怒りで狂いそうになった。
「はあ??
何でお金払ったでしょ?」と
私はかなり怒った。

しかし「明日の朝早くなら皆来れる」と
訳の分からない事を言う。

「あのね。明日は引っ越しの日なの。
ペンキ塗りなんてやってる暇はないの。
明日は駄目だと
何度も言ったでしょ?
今日じゃないとだめなの。
引っ越しの時に
ペンキが乾いてなかったら
どんなことになるか
わからないの??
今日来れないなら
お金を返しなさい。」
と馬鹿な提案に
かなりぶち切れた私。

アホだ。
何も考えていない。

私は
「何人でもいいの。
貴方(門番)暇でしょ?
貴方だけでもいいから来てちょうだい。」
と少しでも手がいるので
彼に来させようと思った。

すると
「もうちょっと待ってくれ。
何とかします。」
そう言って
電話を切った門番。

しかし・・・
9時
10時
と過ぎていく。

この頃、私は堪忍袋の緒が切れた。

頭に来た私は
門番に何度も電話をしたが
もう、出てこない。。。

このとき悟った。
騙されたと・・・

もう、アイツを絶対に許さない。

あのとき
門番だけでも誠意を見せてきてくれたら
きっと私はこの後鬼のようにならなくて済んだ。

しかし
もう、この男の噓にはウンザリだ。

勝手に色々して
挙げ句の果てに平気で約束を破る。
絶対に
オトシマエをつけさせてやる。
このまま泣き寝入りすると思うなよ。

そう思いつつ
子供達に目をやる。。。

疲れ果てて
冷たい床で寝てしまった子供達。
幸、ブランケットを持ってきたものの
この時はまだ熱かったので
車で寝かせる訳にもいかず。。。
クーラーの効いたこの部屋で寝る方がいい。

そうはいっても
床が硬いので
寝づらいよう・・・。
可哀想なほど
うなりながら寝ているのを見て
車からありったけの
柔らかいものを持ってきたが
ちょっと辛そう。。。

絶対に許さない。。


そう思いつつ
夫と2人で朝の4時まで
ペンキを塗り続けた。

速乾のペンキをかっていたので
多分昼頃の引っ越しの頃には
乾くだろう・・・。

家に子供達を連れて帰り
家で仮眠を取った私達夫婦、
朝から引っ越しが始まる。。。


今回も全てお任せコース。
彼らは毎回私たちに会っているので
子供達に
「大きくなったね~!」と
いいつつ和やかに
引っ越しがスタート。

彼らは手際がよく
本当にプロだと思う。
日本の引っ越し屋さんとそう変わらない。
きちんと全てをラッピングして
毎回ダメージゼロ。
指示を出す人が的確で・・・
もう安心してみられる。
同じインド人なのに
こうも違うと思うと
何だか泣けてくる。


とは言え
私がこれは何処にあるとか
あれはそこの箱に入れて!など
細かい所を教えないといけないので
実際に動かないものの
気ぜわしい。。。

夫はベットルーム
私は居間とキッチン!
目が離せない。
子供達は
引っ越しのお兄ちゃん達の
お手伝い。。

こういうことをしないといけないのに
朝からペンキ塗りなんてできない。
見ず知らずのに人を
新しい家の中に
放置するほど
彼らを信じていない私には
朝にペンキ塗りは
絶対に無理だったのだ。

引っ越しはほぼパーフェクトな形で進み
無事に終えた。

この間
夫は門番を見つけたよう。
そして一言
「言い訳はいいから金を返しなさい。」
と言ったそうな。

すると
「ああ、はい。すぐに持ってきます!」
と調子良く言い
その場を去ったそうな。。。


そして・・・それから5時間後。

引っ越しが済んで
ホット一息ついている時に
この門番は現れた。

「いい家ですね~!」
と無駄口を叩きながら
いつものように
調子良く家を訪ねてきた。

私は彼を家の中には入れず
玄関先で話した。
「貴方は来なかった。
お金を返しなさい。
今すぐ返しなさい。
余計に取った金額
貴方が大丈夫だからと言った金額
私達が元々払う予定だった金額より多い
その差額全額返しなさい。」
そう睨みつけていった。

すると
「今はお金がないのです。」
そう言う彼の吐く息は
酒臭かった。

彼から1メートルも離れているのに
臭う酒の臭いに
怒りは頂点に立つ。

この男は私達が
約束を破られた事で
苦労していたとき
酒を飲んでいた。
私達からせしめた金で
酒を飲んでいた。
絶対に許さない。
子供が苦しみながら
寝ていたその時に
コイツは私達の金で酒を飲んでいた。

そう思うと
殺意にもにた感情がわき起こった。
金は本当はどうでも良かった。
しかし、コイツが許せない。
噓ばっかりつきやがって。
こいつにやる金は
びた一文ない。

絶対に恩情はかけない。

そう心に誓った。

案の定
この男は
温情を訴えてきた。

自分の給料がいかに少ないか
そう泣き言を言うも
全く無視。
そんなの知らない。
なぜ、楽な道を選んで
その給料が低いと嘆くのか?

人間やる気になれば何でもできる。
怠けから人に恵んでもらったり
人に噓をついてお金をもらう事と
自分の給料が低い事は別問題だ。
私はこういう奴が
反吐が出るほど嫌いだ。

人を陥れて
自分も辛いんだという
勘違いも甚だしい
人でなし。

これほどの酒の匂いなら
かなり飲んだはず。
そんなに金がないと言うのなら
なぜ酒を浴びるように飲む?

私が本気で切れている事を悟ったのか
渋々・・・
「僕はお金がないんです。
でも、これは僕のお金です」
そう言って
6000円渡してきた。

2万円のうちの6000円
全然足らない。

「あんた、また勘違いしてるのね。
これはアンタの金じゃない。
私達のお金よ。
最初からそう。
貴方は雇い主じゃない。
私達が雇い主なの。
確かに私は誰かいないか探して欲しいと言ったけど
それだけで
それ以上のことや決定権は
貴方にはないの。
貴方は最初から勘違いしてたよね?
勝手に人数増やしたり
勝手に給料あげたり
勝手にお金を使ったり。

私がこのお金をやる時に
絶対にお金の管理するって
貴方が言ったのよ?

管理してたんでしょ?
だったら、これは私のお金よ。
他のお金は何処に行ったの?
全部使ったの?」


そう言うと
驚いた顔をして
「いえいえ、全部渡しました。」と言う。

私は
「いくら渡したの?」というと
ゴニョゴニョ。
つまり、こいつが引き上げた分のお金を
派手に使った様子。

だから、彼らは来なかった。

私は
「あなた、何したか分かってる?
貴方が楽しんでる間
私の子供達は
硬い床で寝てたの。
貴方にも子供がいるでしょ?
わかる?貴方が何したか?

私達は貴方が破った約束の穴を
必至で埋めてた。
朝の4時まで。
貴方さえ、あのとき
できません。と正直に言ってくれれば
私達はこんなに苦しまずに済んだ。
何故、こんな仕打ちをするの?
いままで、貴方が困っていた時に
助けたのに
なんなのこれは??

それでも、貧乏だから
自分は許されると思ってるの?
馬鹿じゃないの?

一生懸命やって
それがミスになったのなら
私も許す。

しかし、貴方のは
ただの怠慢で
しかも、昨日暇だったでしょ?
酒飲めてたんだから。
なのに、貴方は私が来て欲しいと言っても
来なかった。
貴方には絶望したわ。
全部お金は耳揃えて返しなさい。
それで許してやる。
そのかわり
もう、私達家族には近づかないで。
この金額じゃ足らないわ。
もし、返さないのなら
貴方の雇い主に相談して
返してもらいます。
または警察。
どっちがいいか考えておいて。」

すると
「ノープロブレムです。
あと3日待ってください。」

と、いっているこの男に

「アンタがブロブレムなのよ。
3日後に耳揃えて返しなさい。」
というと

この門番は泣き落としを始める。
置いてきている家族が。。
とか何とか・・・

いやいや、貴方が勝手に使った金に
何で私が貴方の家族の話しをされなきゃ
いけないの??
私の家族も陥れたくせに
どんなお人好しがアンタの家族を心配すると思ってるの??
馬鹿なの??

「無理無理。
泣いても無理だから。
返しなさい。」

すると
「来月無料で車を洗います」と
言い出した。
それに
「私は貴方のような人を雇う気は一切無いです。
お金を返しなさい。」

そう言って家から叩き出した。

これが(金を返すことが)
一番この男にとって痛手。
そのことが分かっているから
意地でも返させる。

まあ、当然の権利だけども。

こうして、
引っ越し後最悪な気分のまま
過ごした。

数日後。。。
昔のコンパウンドに
忘れ物をしていて
それを取りにいったとき
なぜか笑顔で近寄ってきた門番。

ウザい。

そう思い、無視していたが
空気が読めてないのか
何故か誰もいないその家の前のポーチを掃除し始める。
僕やってます!
アピール。

意味が分からない。
もう、関係ない所掃除して
それを私にアピールしてどうなるのか。。。

そして、そんな浮かれた
気持ちだったからなのか
この門番は
タイルで滑って転ぶ。

そして、腕を痛めたと
私に必至にアピール。
しかし、私は
「ふーん。」と素通り。

知るか。
勝手にやって
勝手に転んで
何で私が心配すると思ってるんだ?


ここまで来ると気持ちが悪い。

そう思った私は
急いで
新しい家に帰った。

家に帰ったら
新しい家の掃除に来ていた
メイドちゃんに合った。
そして、一連の話しをすると
「マダム、インド人は信じてはいけません。
私が言うのもなんですが
特に下働きの人達には
お金は仕事が終ってからじゃないと
渡しては駄目ですよ~。」
という・・・。

だよね。。
私もそれが鉄則だと知っていたんだけど
切羽詰まってたのよ。
まさかアイツがこういう人だとは
全く思ってなくて。。。


と胸の内を話すと
「マダム・・・
私もあの門番は嫌いです。
実は・・・
先日私の所に電話があって
寂しいから彼女になってくれと
言われたんです。。。
気持ち悪くて
電話を切りました。」と
オドオドしているメイドちゃん。

うげ~キモい!!!!
家族があるのに
そんな事を平気で言うなんて。
なにが安い給料だ。
何が家族のために頑張ってるだ。
やっぱり結局自分一番なんじゃん。

こういう男は
私は受け付けないわ。
男としての株も下なのね。

そしてこの男に会う日・・・
当然のようにすっぽかされた。
この日が給料日だから
返せると言っていたのに。。

次の日に
「お金を返さないと警察に通報します。」
というメッセージを送ると
やっと返事。。。

「今は夜勤シフトなので(←多分噓)
あと2日待ってください。」という。

私もお人好しなので
これが最後のチャンスだと
待ってやる事に・・・

そして2日後。
この門番はやってきた。
「残りのお金です。」と
渡したのは12000円
後2000円足らない。。。


「足らないじゃないの?」
と私は不機嫌に言う。

すると
「マダム、
この前の所の腕がまだ痛くて。。。
だから、まけてくれませんか??」
と平気な顔で言うこの男。
呆れてものが言えない。
マジで足蹴りしたい気分。

「マダム、彼らは
お金を返してくれませんでした。
だから、これは僕のお金です。
少し足らないんですが
これで一杯一杯です。」
とまた、自分頑張ってるアピールに
「何回も言うけど
これは貴方のお金じゃないのよ。
私のお金よ。
貴方がやるといって
やらなかったんだから。」
そう言いつつも
絶対にこの男が使い込んだのは明確だ。

態度で分かる。

しかし、気持ちが悪いこの男に
もう会うのは嫌だ。
ここで手を切りたい。。。

そう思い始めていた私は
夫に相談し
これで終らせる事にした。

いい加減に
新しい生活を楽しく満喫したい。。。

そんな気持ちの方が強かった。

今回、
これ以外は全て順調。
二人で気に入る冷蔵庫とガスレンジを買い
洗濯機は丁度壊れてくれたので
オーナーが新しいのに替えてくれて。。。
家の中は快適そのもの。

ちょっと金がかかって
色々と苦労したけど
家族全員
今の家に大満足。
家から出たいと思わないほど
快適で・・・
この引っ越しは成功と言えるのかもしれない。

もう1人。。。
この引っ越しで切れた人物の話しを書いてないのですが
その話しはまたいつか・・・

とりあえず。。。
めでたしめでたし?



新しい家の写真はいつか期間限定で
公開いたしますね!


では、皆様
お別れの時間です!!
早く風邪を治して
日本を満喫します!!
日本で沢山美味しいもの食べますよ~!

ちょっと早いですが

メリークリスマス
&
ハッピーニューイヤー

素敵な年の瀬をお過ごしくださいね!!


行ってきます~~~~~~~~!