プールと今回のお隣さん。 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

なかなかいい家だと
感心しつつ
部屋で寛ぐ私達。

子供達は。。。
もう、、目の前のプールに釘付け。
早く泳ぎたい~!!

息子も娘もプール大好き!
ここに来てプールで遊ぶ確率が多いせいか
息子ももう、息継ぎしながら泳げるようになり
娘もやっと顔をつけて
(息継ぎはできないけど)
泳げるようになった。。。

だから、このプール付きの家だと
誰の目も気にする事なく
騒いでもヨシ
泣いてもヨシ
飛び込んでもヨシ
何してもOK!

というつもりで私も借りたし
子供たちもそのつもり。。。


早速水着に着替えようとする子供達

しかし・・・
問題があった。

私達が来る事が
分かっていたのか
いなかったのか・・・
プールが酷く汚れていた。


つまり、掃除をした形跡がない。


水は白濁して
底が見えない。

それどころか・・・
小動物がウジョウジョ。。。


蛙も泳ぐ始末。。。


こりゃ。。。
どんな病気になるかわからない。
こんな水じゃあ
怖くて泳がせられない。。。

これが私と夫の意見。

直にこの宿のオーナーに電話。
すると・・・

「直にそっちに向かいます。」


そう言ったので
安心していたが・・・



待てど暮らせどこない。
1時間待って
ちょっと心配になる私達。

どうも大家はこの近くに住んでいないらしい。
しかし、変だ・・・。
こんなに時間がかかるはずがない。

これは・・・
いつものあのパターン・・・。


「今向かってます!
もう来ますよ!」と言いつつ
全くこない・・・
そば屋の出前より
たちが悪い・・・。

中東に住むと
このような約束事を破る行為は
いつものこと・・・。

中東には多くのインド・スリランカ系の
労働者がいて・・・正に
こことあまり変わらない状態。
(まあ、中東にはアラブがいるので
もっと確率的には悪いけれども・・・。)

つまり、ここでもこういう事が起っても
全然不思議ではない・・・。

そんな不信感を
抱き始めた頃
家に誰かがやって来た。

大家さんか??
と思ったが・・・
それは違った・・・・。

その訪ねてきた人は・・・
若い2人の女性と
そのお母さん・・・。

彼女達は
この家のお隣さん。。。
この家の外回りのお掃除担当で
雇われている様子。

この日も
この宿の外側を掃除しにきたので
そのついでに挨拶に来たようだった。

お母さんは英語が全く駄目。
でも、お嬢さん達は
10代後半なので
何とか片言だけど英語を話す。

彼女達の話しだと
このお隣さんは
漁師の一家。

実はこの家のすぐ側には
とても綺麗なビーチがあるのだが。。。
泳ぐためのビーチと言うより
漁船が行き交うためのビーチで・・・
観光客がいないのだ。

このお隣さんの旦那さんは
どうも船長さんらしく・・・
お魚が沢山捕れるのだとか・・・。

これを聞いた私は
食いついた!!!

漁師=ロブスター
あれがまた
食べれるんだわ!!

ここ、スリランカの南はシーフードが有名。
つまり、ロブスターはいるはずなのだ。

アフリカに行ったときも
この漁師さんから
大きなロブスターを
なんと1500円で仕入れ・・・
それはそれは美味しくいただいたのだ。

その事を思い出した私は
一気にロブスターモードのスイッチオン!!!

「ロブスターが食べたいので
捕まえたら私達に売って欲しい!
大きい奴!!
大きいのがいいわ!!」


と強欲なオバちゃん(私)は
前のめりに言う・・・。

その私の言葉を
イマイチ理解してない
お隣のお姐さん達。。。
どうもロブスターと言う単語を
知らない様子。

それでも必死に食いつき
「ううう、ロブスターよ
大きな海老のような・・・
えええっと・・・
こんなハサミの奴・・。」と私。

すると
「ああ、蟹ね!」というお姐さん達。。

「いやいや、蟹もいいんだけどね
ロブスターよ~!
海老の大きいバージョン!」と
下手な絵を描いてみたが
下手すぎて伝わらず・・・。
余計混乱するお姐さん達。。。

強欲な私は
この時
頭をロブスターに占領されていて
文明の利器を使うのを忘れていた。

ネットで調べて写真を見せればいいものを
必死に英語や仕草やド下手な絵で
相手に伝えようとする・・・。

すると、何とか分かってくれたようで

「お父さんに言っておくね!
大きいの捕まえたら
持ってくるからね!」

と去って行った・・・。


ううう、いい人達だ・・・。


ご近所さん達と
楽しい会話が弾み。。。
ちょっとご機嫌だったが
直に現実に戻る・・・。

大家さんはまだ来ない。。

そのうち夕方になり・・・
この日の泳ぎは
子供達に諦めさせた。

怒り心頭。。。
せっかく目の前にいいプールがあるのに
使えないなんて。。。
子供は「マミープールはいりたいよ!」の
連呼だし
プールから蛙が何匹も見つかるし・・・・。

3時間後キレて
大家さんに電話。
すると
「明日来る」という。

さっき、直に来ると言っただろ??
何なんだコイツ💢

と思いつつも
渋々次の日の約束を
取り付けた。

なんでいつも
こんな人ばっかり
私の周りにいるんだろう・・・。

ここに来ても
こういう人達から逃れられない
自分の運命を
酷く呪った私なのでありました。







ヒロの今回の収穫は
ココですよ~!